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軽自動車の燃費を良くするにはどうしたら良いかを考えてみました。

軽自動車は排気量も660ccと少なく、燃費が良いように感じられますが、走行環境や運転の仕方によって大きく変わります。そこで、維持費の安い軽自動車をかしこく乗りこなすために、燃費の面で気を付けたいことをまとめてみました。燃料代低減のためにお役立てください。

軽自動車のカタログ上の燃費はどれくらいなの?

軽自動車といってもたくさんのタイプがあり、昔ながらの小さな軽自動車もあれば、スズキのエブリイのような全高の高いものまであります。それぞれ、どれくらいの燃費なのかをまとめました。

軽自動車の燃費

スズキのアルトの場合、JC08モードで、37.0km/l。
(2WDでCVT車の場合)

軽自動車の燃費

スズキワゴンRの場合、JC08モードで、33.0km/l。
(2WD車)

軽自動車の燃費

日産デイズルークスの場合、JC08モードで、26.2km/l。

軽自動車の燃費

スズキエブリイの場合、JC08モードで、20.2km/l。
(2WD、5AGS車)

このように、車体の大きさが大きくなるにつれて燃費も悪くなっていっています。排気量と出力がほぼ同じという条件ですので、このような違いがでてきます。

軽自動車の燃費が状況によって変わるのはなぜ?

上記において、カタログ上の燃費を調べましたが、車体が大きくなるにつれてリッターあたりの走行可能距離が異なることがお分かりいただけたと思います。しかし、原因はそれだけではありません。

軽自動車の燃費

スズキのエブリイを例にとります。
たくさんの段ボールを積むことができますが、その分重量が増します。
車体が大きくなるにつれて燃費が悪くなりますが、
荷物を積んだ分だけさらに車体が重たくなるため、燃費が下がります。

軽自動車の燃費

故障車を動かす際に、手押しをしたことがあれば、わかる話なのですが、停止している自動車を手押しで動かすときには発進する際が一番エネルギーを使います。つまり、エンジンに一番負担がかかるのが発進時ということになります。

軽自動車の燃費を向上させるにはどのようにしたらいいのか?

軽自動車の燃費を良くするには、どのようにしたらいいのか? 発進時にエネルギーを一番使うため、ここにポイントがありそうです。

軽自動車の燃費

発進時にやたらアクセルを踏めば良いというわけではありません。上り坂での発進の際には多少踏み込みは必要ですが、必要以上に踏み込むのはよくありません。

動き始めればそれほどエネルギーは必要がないので、じわりじわりとアクセルを踏み込むのがよさそうです。

軽自動車の燃費

現在の自動車にはCVTが採用されていることがほとんどなので、アクセルをあまり踏まずとも加速していきます。加速度は落ちますが、その先の信号が赤ならば結局止まるので同じなのです。

つまり、ふんわりアクセルが軽自動車の低燃費運転のポイントになります。

軽自動車の燃費を良くするためのふんわりアクセル

ふんわりアクセルが軽自動車の燃費を良くするためのコツであることをお伝えしましたが、実際にどのような運転をするとそれができるでしょうか?

軽自動車の燃費

発進後、5秒で時速20kmくらいになるようにアクセルを調整することが一番良いようです。1秒当たり4kmずつでの加速になりますが、電車よりも少し早い感じです。

つまり、一度走り始めれば、ギアも変速しているのでアクセルを少しゆるめてもスムーズに加速していきます。とくに都心部の場合、信号機もたくさんありますから、グッとアクセルを踏んだところで渋滞していたり、信号が赤になるなどで停止することが増えますので、無駄な燃費を抑えるふんわりアクセルでの運転が望ましいと思われます。

軽自動車の燃費についてのまとめ

軽自動車を運転する際のコツについてご紹介していきましたが、いかがでしょうか?
軽自動車ひとつとってもいろいろなサイズのものがあります。軽自動車のエンジンは660ccのものがほとんどですが、車体がいろいろなサイズあるので、それぞれにかかる負担も異なってきます。軽自動車の燃費は良くするも悪くするもドライバーの腕にかかっているといっても過言ではありません。

軽自動車の燃費

また、軽自動車メーカーも低燃費を実現するために努力しています。スズキのS-enechargeもその一例ですが、それを活かすことがさらに軽自動車の燃費を良くするコツです。

軽自動車をかしこく乗りこなし、維持費を下げて、楽しいカーライフが送れることを祈っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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