スバリスト待望のハイブリッド!XVハイブリッドの実力を探る!
2016/05/12
koji324
ハイブリッド車に搭載されているバッテリーは、ガソリン車に積まれているバッテリーとは、使い道も種類も大きさも機能も価格も、全てにおいて別物です。そのうえ今のハイブリッド車のバッテリーは、以前の充電池と違い、充電容量の低下もなくなっているのです。
従来のガソリン車に付いているバッテリーは、鉛蓄電池と言って現在のハイブリッド車や電気自動車についているバッテリーとは全く違います。
そもそもガソリン車の場合は、”エンジンをかける”のが仕事ですから、かかってしまえばほとんど活躍していません。
ですから、重要部品でもなんでもないわけで、価格の安い鉛蓄電池で全く問題ないのです。
バッテリーの調子が悪ければ、さっさと交換すればよいのです。
ガソリン車の場合、バッテリーが上がってしまうと、それは自力ではエンジンがかからないということに直結します。
このような経験があると、バッテリーに依存するハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)に対して、不安になるのは無理もありません。
しかし、実はハイブリッド車や電気自動車(EV)のバッテリーとガソリン車のバッテリーに根本的な違いがあります。
バッテリーを搭載している目的も性能も、またバッテリーそのものも、従来のガソリン車とハイブリッド車用とは全く違うバッテリーなのです。
ハイブリッド車(HV)のバッテリーに寿命が来たらどうなるのでしょうか?
ここが問題ですが、実は燃費が悪くなる・・・それだけなのです。
ハイブリッド車は、モーターで加速する時はエンジンでガソリンを使っている訳ではないので、燃費が良くなります。
ですから、多くのハイブリッド車はできるだけモーターの力を使いたいわけですが、バッテリーが劣化するとこれができなくなるわけです。
ハイブリッド車(HV)のバッテリーに寿命が来たら、バッテリーに蓄えている電気が少なくなるので、走行を始めてすぐにエンジンがかかるのです。
多くのハイブリッド車は、電池が劣化するとインパネに警告のランプが点灯するので判るようになっていますが、警告が付いたからってすぐに動けなくなるわけでななく、頻繁にエンジンがかかるようになりますけど”燃費が悪くなる”だけなんです。
このように、多くの場合、従来の鉛蓄電池のように深刻な事態にはならないと考えてよいようです。
その点は、安心してハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)に乗れますネ・・・・!
前述のようにガソリン車のバッテリーは”エンジンをかけるため”に搭載されています。
しかし、ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)のバッテリーは、モーターで走行するために搭載されています。
したがってハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)のバッテリーは、重要な部品であり、安価な消耗品というわけではないのです。
ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)のバッテリーは、安価な消耗品ではなく、高性能、長寿命で、しかも安全性の高いバッテリーが採用されています。
現在の主流は、ニッケル水素電池というものです。
従来の充電式電池と言えばニカドですが、これは容量が少ないなどの基本性能も劣りますが、メモリー現象と言って電気を使い切らずに充電を繰り返すと、徐々に容量が少なくなるという欠点がありました。
ハイブリッド車の場合、走行中は常に充電しているので、これによって「容量が減るのでは?」と考える人が多いのは、かつてこのニカド電池が主流だった頃の経験のためでしょう。
ニッケル水素は、このようなメモリー現象がないので、ハイブリッド車は常に充電して満タン充電にしておいても性能の劣化はありません。
ハイブリッド車のバッテリー交換費用を知りたくて検索してみましたが、なかなか適正価格や寿命について詳細に書いているページに当たりませんでした。
これは、現在主流のハイブリッド車がまだまだ発売されて日が浅いため、実際にバッテリー寿命を迎えているハイブリッド車が少ないので、バッテリー交換事例が少ない為と思われます。
ハイブリット車には2種類のバッテリーが使用されており、メインバッテリーは基本的には交換の必要はありませんが、補機バッテリーは、通常のバッテリーと同様に使用とともに徐々に劣化が進行し、正しく使用したとしても、3年~5年で寿命を迎えます。
もう一つの理由は、ハイブリッド車も電気自動車もそうですが、搭載されているバッテリーは日々改良が重ねられており、小さく、軽く、高性能になり、さらに低価格化が進んでいるのです。
ですから、実際にハイブリッド車のバッテリーを交換した方がレポートを書いてWeb上に公開した時点で、その情報はすでに古い情報になってしまうので、なかなか報告記事として出てこないのではないかと思われます。
このようにハイブリッド車のバッテリーの寿命や価格が日々変動している状況では、今の状況をWebで捜すのは難しいですし、古いハイブリッド車のデータを掴まされる可能性が高いのが現状です。
正確な”今のバッテリー情報”を知るには、ディーラーや工場に問い合わせるのが一番賢明です。
検索にかける時間があるのだったら、近くのディーラーや工場に電話なり、メールなりで問い合わせることをお勧めします。
どうもいい加減に見える調査になってしまいましたが、ただ確実に言えるのは、バッテリー価格は日々下がっているのが現状で、将来は今よりも安くなっているだろう・・・ということです。
そして、ハイブリッド車やEVに搭載されているバッテリーは日進月歩なので、将来のことは判りませんが、一つだけアドバイスをできるとするなら、”バッテリーの保障期間を確認する”ことです。
3年、5年、10年と、これまたメーカー、車種によって、バラバラなので、購入する前にその車のバッテリーの保障期間を確認しましょう。
プリウス(30系)補機バッテリー交換方法
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