2016/06/12
Daizu
交通安全協会って、入会していますか?免許証の更新の際に必ず聞かれる、交通安全協会への入会。実際に入会するとどうなるのでしょうか?意外と知らない方や、入会していない方も多いかと思いますので、交通安全協会に入会するとどうなるのか、調べてみました!
交通安全協会 入会
それでは早速、交通安全協会に入会するとどうなるのか、一緒にチェックしていきましょう。
まずはじめに、そもそも「交通安全協会」とは何なのかということから
見て行きたいと思います。
名前は聞いたことはあると思いますが、どんなところなのかいまいちよくわからない、
という方も少なくないかと思いますので、一緒に確認しておきましょう。
交通安全協会 入会
交通安全協会とは、道路交通の安全を目的とする日本の非営利法人のことをいいます。
全国組織としては、「一般財団法人全日本交通安全協会」があります。
また都道府県単位で公益財団法人、一般財団法人、一般社団法人などの
各交通安全協会が設置されています。
交通安全協会で働いている職員の多くは、退職をした警察官です。
多くの都道府県において、運転免許証の更新時講習を都道府県警から委託されており、
都道府県警から支払われる委託費用が、その収入の多くを占めているようです。
交通安全協会 入会
交通安全協会 入会
次は交通安全協会が具体的に行っている事業についてですが、
主に季節単位で開催する交通安全運動をはじめ、
自動車・自動二輪車の運転免許証更新のはがきなどによる伝達やその更新事務、
申請書や収入証紙の委託販売業務、自転車などに貼る反射シールや、
車輪のスポークに貼る反射材などの交通安全グッズの頒布、
交通安全功労者の表彰、さらには国や全国法人への表彰推薦などを事業としているようです。
交通安全協会 入会
交通安全協会 入会
交通安全協会は民間人が不透明に感じる部分が多く、多くの問題点を抱えているようです。
具体的には、
・免許更新講習の独占受注
・天下り問題(交通安全協会で働く職員のほとんどが退職警察官である)
・交通安全協会に入会する人が年々減少している
などが考えられます。
それでは次から、交通安全協会への入会方法について見て行きましょう。
交通安全協会 入会
交通安全協会に入会するには、免許証の更新の際に、所定の年会費を支払うことで
入会することが出来ます。
交通安全協会の会費は都道府県ごとで違いますが、
概ねどこの都道府県でも年間400円~500円程度の会費となっているようです。
年間の会費を免許更新の際に一括で支払うシステムです。
つまり、免許証の有効期限が5年である場合、
年会費が500円だとすると
500(円)×5(年)=2,500円を交通安全協会の窓口で支払うというわけです。
交通安全協会 入会
ここで注意しておいて頂きたいのが、交通安全協会への入会は個人の任意である
という点です。
免許更新の際言われるがまま入会してしまった、ということを防ぐ為にも、
次からご紹介する交通安全協会に入会することによる
メリット・デメリットについてしっかり把握しておきましょう。
それでは続いて、交通安全協会に入会することによって得られるメリットについて
ご紹介していきたいと思います。
交通安全協会に入会するとどんなメリットがあるのでしょうか?
交通安全協会 入会
交通安全協会に入会し、会員資格を得ることで、具体的には
以下のような特典が受けられるようです。
【交通安全協会に入会することのメリット】
①運転免許証ケースの進呈
②チャイルドシートのレンタル
③交通安全DVDの貸し出し
④協賛店からの割引サービス
⑤シートベルトコンビンサーのレンタル
⑥交通事故入院見舞金制度への参加資格の取得
意外と受けられるサービスが多いことに驚きました。
それでは、交通安全協会に入会しないことで、何かデメリットはあるのでしょうか?
交通安全協会 入会
交通安全協会に入会しないことで考えられるデメリットについて
さまざまなサイト等で調べてみたのですが、はっきりこれといったデメリットは
見当たりませんでした。
強いて言うならば免許証カバーや交通安全マップ、違反点数一覧表がもらえない
といったところでしょうか・・・。
交通安全協会 入会
お疲れさまでした。
ここまで順を追いながら、交通安全協会に入会するとどうなるのか、
デメリットも含めてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
個人的にははっきりとしたデメリットが無く、加入が完全に任意である以上、敢えて
入会する必要はないのかな~と感じてしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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