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日産の人気スポーツカー、シルビアS15スペックRの詳細について

日産で販売されていた人気スポーツカーのシルビアS15のスペックRですが、どんな車両でどのようなスペックを持った車両だったのでしょうか。そんなシルビアS15スペックRを様々な面から検証します。シルビアS15スペックRを購入検討中の方は要チェックです!

シルビア S15スペックRとは?

シルビアS15スペックRを知る前に、シルビアの歴史について見ていきましょう。

S15 スペックR

シルビアとは、日産自動車より販売されていた2ドアクーペモデルのFRスポーツカーです。

初代シルビア(CSP311)が、1965年に発表されました。
初代は独特なフォルムから美しい曲線美が称賛されましたが、スカイラインやフェアレディの陰に隠れ販売は不調に終わりました。

その後2代目シルビア(S10)が1975年に発表され、3代目(S110型)1979年発表、4代目(S12型)1983年発表、5代目(S13)1988年、6代目(S14)1993年発表を経て、最終モデル7代目シルビア(S15)1999年発表と続きました。

この7代目シルビア(S15)が最後のシルビアモデルとして販売がされ、2002年まで販売がされていました。

S15 スペックR

歴代シルビア

シルビア S15 スペックRとは?

シルビアS15スペックRとは、S15の中でもNAモデルとターボモデルの2種類がありました。
NAモデルはスペックS、ターボモデルはスペックRと分類されていました。

スペックRは、NAモデルにターボを装備し、250PS/6,400rpm 28.0kgf·m/4,800rpmと高出力高馬力なスペックになっています。

ただ、このS15スペックRはMTが弱点とされ明らかに容量不足で少しでもパワーアップしようものならミッションブローの故障が多数報告されました。

当時のシルビアS15の販売価格は、
スペックS 177万~216.7万円
スペックR 239万~260.7万円
といった価格帯で販売されていました。

S15 スペックRのサイズ

先代のS14が大きなサイズで販売されたこともあり不評でした。
そこで、S15はその点を踏まえダウンサイジングをしてきました。

S15 スペックR

先代のS14よりもよりコンパクトになり、高出力になったS15スペックRは先代よりも75mm短く、35mm狭く、10mm低い作りになっています。
また剛性もかなり向上しており、街乗りからサーキット走行まで安心してこなせるボディーになっています。

先代S14よりも同ターボモデルで20キロも軽量化に成功しています。

S15 スペックRのエンジン性能

S15スペックRに搭載されるエンジンはどのような特性があったのでしょうか?

S15 スペックR

S15スペックRには、SR20DETという型式のエンジンが搭載されていました。
これは、スペックSのSR20DEにTがついた、ターボモデルになります。

SR20DETは250PS/6,400rpm 28.0kgf·m/4,800rpmという馬力とトルク値を特性に持ちます。
値から見ると中回転型エンジンといえるでしょう。

ただ、シルビアのエンジンは高回転に回すとロッカーアムが壊れるといった現象がネックです。

SR20DETの排気音はあまり良い音とは言えませんが、重低音の音でいかにも走りますって雰囲気を出しています。

シルビア S15スペックRの良いところと悪いところ

では、シルビアS15の良い所と悪い所を見ていきましょう!

S15 スペックR

良いところ

ダウンサイジングされた、FR駆動でキビキビした走りが楽しめる。
スポーツ走行の基本が学べる。
コンパクトなボディーで運転がしやすい。
パワーがあり、乗っていてイライラしない。
などといった点があげられます。

悪いところ

S15スペックRはターボモデルゆえ燃費が悪い。
S15スペックRに搭載されているSR20エンジンは音が悪い。
いかにも走り屋に見られることがある。
クーペなのでリアシートが狭い。
といった点があげられます。

S15スペックRの内装

S15スペックRの内装はどのようになっているのでしょうか?
スポーツカーらしいカッコいい内装でしょうか?

S15 スペックR

シルビアS15スペックRの内装は上記の写真のようにとてもシンプルな作りになっています。
ごちゃごちゃしたスイッチ類は全くなく、走りに専念できるよな内装になっています。

またS15スペックRにはAピラーにターボ過給圧を見るブースト計がついています。

シルビアS15スペックRの口コミ

実際にS15スペックRに乗っている人はどのような評価をしているのでしょうか?
口コミを集めてみました。

S15 スペックR

楽しいクルマでしたね。軽くてハイパワーでFR。そしてMT。まるで手足のように車体をコントロールする歓びに満ち溢れたモデルでした。はっきりいって乗り心地もよくないし、いろいろ荒々しい面もあるし、完璧なクルマとはいい難いです。でも、「所有してよかったな。また乗りたいな」と思えるのだけはしっかりとみなさんに伝えたいですね。

出典:http://www.goo-net.com

カーブを始め普通の車では味わえないFRの楽しさを味わえる。

出典:http://www.goo-net.com

室内は狭く、乗降はしにくいし視界も狭い。

出典:http://www.goo-net.com

といった声がありましたが、全体的に見ると乗っていて楽しい車だということがわかります。

シルビアS15スペックR まとめ

S15 スペックR

いかがでしたでしょうか?

シルビアS15スペックRにつてのまとめでした。

購入検討中の方や興味がある方は是非参考にして頂けると幸いです。

S15 スペックR

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