ワイドボディクーペのアルファブレラ!!維持費と維持費の低減策を検証
2015/10/23
ヒロメリー
燃費が悪いなどの理由から維持費が他の車に比べてかかると言われているRX-7、では実際RX-7を今後所有するとなるとどのくらいお金がかる物なのでしょうか?使い方によって変るとは思いますが実際に維持費を数字に出してみてみたいと思います。
第一世代サバンナRX-7
RX-7はサバンナクーペの後継車種として1978年にデビューしました。
このときのエンジンは2ローターのNAエンジンでした。
第二世代RX-7 FC3S
サバンナRX-7がフルモデルチェンジをして1985年にFC3Sとしてデビューをしました。
FCの愛称で親しまれたこの車のエンジンは先代の12AのNAエンジンから2ローターの13Bターボエンジンを搭載しました。
頭文字Dで高橋兄弟の兄高橋涼介が乗っていた事もあり人気車種でした。
第三世代RX-7 FD3S
2度目のフルモデルチェンジにより1991年にRX-7FD3Sがデビューしました。
シーケンシャルツインターボの13Bエンジンを搭載したこの車は1996年にユーノスコスモが生産終了した以降は世界で唯一のロータリーエンジンを搭載した量産車となりました。
以上がRX-7になります。
三世代ありますが今回は一番中古車も多いであろう第三世代RX-7FD3Sに的を絞ってみて行きたいと思います。
ロータリーエンジンを搭載しているRX-7にとって維持費を気にするにあたり一番ネックになってくるのは燃費じゃないでしょうか。
では実際に燃費はどれくらいなのか数字に出して見て行きましょう!
かなり幅がありますね、因にカタログ値が8キロでした。
では燃費がいいのと悪いのとでは何がちがうのでしょうか、確認して行きましょう。
ガソリン入れる回数が減ればそれだけ維持費もかからなくなりますからね。
ロータリーエンジンにはエンジンごとの個体差があるらしくこれはメーカーも認めていることらしいです。
ようするにエンジンによって当たり外れがあるということですね。
第二世代以降のRX-7のエンジンはターボエンジンの為街乗りで高いブーストをかけて走ると当然のことながら燃費は悪くなります。
燃費を良くさせたいなら不必要にブーストをかけて走るのは今後の維持費に大きく影響してくるので控えたほうがよさそうですね。
RX-7などだとエンジンがチューニングされていて、ノーマルよりも馬力が出ている車も多いです、当然馬力があるということはその分ガソリンを多く燃やして走ることになりますので当然燃費も悪くなりますよね。
単純に維持費というと燃費だけではなく任意保険代、駐車場代なども含まれてきますが。
今回は走り方によって維持費が変わってくる燃費を重点的にお話ししたいと思います。
車のことを多少知っている人ならロータリーエンジン=燃費が悪いというのは誰もが連想するものではないでしょうか?
ではなぜロータリーエンジンは燃費が悪くほかの車より維持費がかかってしまうのでしょうか。
RX-7の維持費が高くなる原因 燃焼効率の悪さ
ロータリーエンジンはレシプロに比べ燃焼効率が悪いです。
その為燃料消費が多くなり燃費が悪くなります。
維持費が高くなる原因 エンジン内部作動不良
距離を多く走ったエンジンはローターにカーボンなどが張り付きエンジンが重たくなり燃費が悪くなる1つの原因になります。
RX-7の維持費が高くなる原因 圧縮比の低下
エンジンの圧縮が落ちてくるとエンジン自体にトルクがなくなる為街乗りで発進をするときなどはトルクがない分より高い回転数までエンジンの回転を上げなければならなくなります。
以上などがRX-7の維持費がかかる原因です。
日々のメンテナンスをしっかりすればもっと燃費は良くなりそうですね。
RX-7専門店などではエンジン内部を点検してくれる場所もあるのでもし今RX-7をお持ちの方で燃費が昔より悪くなって維持費がかかるようになったと感じる方は今後のためにもいちど預けてみてはいかがでしょうか?
維持費はRX-7に限らず車を所有する人なら手放さない限り継続してかかるものです。
なので1円でも維持費は安い方がいいですよね。
年式的にもRX-7は今後様々な不具合が出てきてもおかしくない車両です。
もしものときにすぐに修理できるよう維持費を少しでも抑える努力をしていきましょう。
では今現在RX-7を所有している方は維持費を減らすためにどんな努力をしているのでしょうか。
もし今後RX-7を購入予定の方は維持費の参考にされてみては?
RX-7の維持費対策にはいろいろあるみたいですが、やはりこれが一番効果があるようですね、ブーストをかけて走るということはその分たくさんガソリンを燃やすということですから。
ブーストをかけないことと似てますが、高速道路などを長時間走って燃費が上がるのは回転数が一定だからです。
なので街乗りでもなるべく回転数を一定に保つことを意識して一定のアクセル開度で走りましょう。
これは効果があるようです。
実際CPUを変更してしっかりとした燃調を取ると燃費が上がるというのは有名な話でRX-7だけに限らずシルビアなどでもしっかりとした検証結果があるようです。
しかし中々個人でできることではないので、専門の知識を持ったショップにやってもらうのが良いでしょう。
この方法は街乗りをメインとする方なら限界が来るのは速い方法にはなってしまうのですが、やはり重いものより軽いもののほうが運ぶのは楽ですよね、なのでなるべく無駄な荷物は載せない方がよいでしょう。
また4シーターのRX-7をお乗りの方はカタログ上は4人乗りですがRX-7に4人乗るのはほぼ不可能なので、割り切って取っちゃうという手もあるでしょう。
これはかなり強引な対策ですがやはりエアコンを回すとガソリンを食うので可能な限り使わないようにしましょう。
このようなことを一般のユーザーさんはやられているようです。
先ほどもいいましたように維持費というのは継続してかかるものなので1円でも安くした方がいいですよね。
車が何かで故障した時に維持費でいっぱいいっぱいでは当分乗れなくなるなんてこともあり得ますからね。
その為にも日々の細かい努力は大切にしましょう。
いかがでしたでしょうかRX-7の維持費についてお話ししてきましたが。
やはり今回この記事を書いてて思ったのは、日々のメンテナンスに勝るものはないんだなと思いました。
メンテナンス次第で車の寿命はいくらでも変わることを改めて気づかされました。
今RX-7に限らず90年代のスポーツカーの中古車市場は高騰し続けています。
RX-7は安い物だと60万前後で手に入りますが最終型のスピリットRなどは400万を超える物も出てきています。
憧れだった方もいるはずなのでせっかく買った愛車を一日でも長く乗り続ける為にも日々のメンテナンスは大切にしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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