ポルシェの右ハンドルってどうなの?メリット・デメリットを検証!
2016/02/26
里ちゅーん
ポルシェスピードスターは遡ることポルシェ356スピードスターがはじまり。しかしポルシェにはカブリオレというオープンモデルが存在しまが、ポルシェスピードスターとはなにが違うのか?歴代スピードスターの流儀にそって開発したポルシェスピードスターを解説します!
ポルシェスピードスターのリヤヴュー
ハイパフォーマンススペックで登場する最新型のポルシェスピードスター。スピードスターの名称を引き継ぐのはこれで4代目になります。
歴代ポルシェスピードスター
上から順に
・964型スピードスター
・930型スピードスター
・356スピードスター
2010年に登場したポルシェスピードスターを語る前に、
まずは歴代ポルシェスピードスターを順に紹介していきましょう。
ポルシェ356スピードスター
初代スピードスターは911がデビューする前のモデル、356がベースです。
ポルシェ356 (Porsche 356 、ポルシェさんごうろく) とは、ドイツの自動車メーカーであるポルシェが1948年から製造を開始したスポーツカーであり、製品名にポルシェの名を冠した初の自動車である。高性能と居住性、実用性の3つを高度に満たした小型スポーツカーであり、第二次世界大戦後の小型スポーツカーの分野における一つの指標となった。
ポルシェ930型スピードスター
・1989 Porsche 911 Carrera 3.2 Speedster
356シリーズの頃、北米市場向けに誕生し各地で人気の高まっていたスピードスターが911シリーズで復活したのは1989年のこと。911カレラ3.2をベースに2000台余りが製作されている。丈の低いフロントウィンドーが特徴のオープン2シーターだ。
実はこのモデル、スピードスター復活で話題となり
タミヤのプラモデルでも販売されていたほどです。
ポルシェ964型スピードスター
964型がモデルチェンジする末期にスピードスターを導入しました。
スピードスターでいけばこのモデルが3代目になります。
なにしろ空冷スピードスターの最後ですから、
ルックスもさることながらポルシェらしい
魅力的なサウンドとパワーを体感できる理想的なクルマでもあります。
このあとスピードスターは長い長い休止期間を得て、
911シリーズの3世代後、2010年についに997型で復活することになります。
2010年ポルシェスピードスター
久しぶりに復活したスピードスターは、
日本では2010年10月より予約がスタートし、販売が開始されました。
初代スピードスターにちなんで、総生産台数は356台限定。
日本での価格は2969万円と、超高級スポーツカーとなっています。
ポルシェのオープンだからカブリオレじゃないの?
スピードスターとカブリオレの違い
ポルシェではカブリオレとスピードスターを厳密に区分しています。
※写真はポルシェ911カブリオレ
ポルシェスピードスター
フロントウインドウの傾斜がカブリオレとは異なります。
ポルシェ911スピードスターは歴代スピードスター同様、ほかのモデルより傾斜角の強いフロントスクリーンとそれによる低いシルエット、手動のソフトトップ、「ダブルバブル」と呼ばれるデザインを特徴とするソフトトップ収納カバーなどが与えられている。通常の911シリーズに対し60ミリ低められた車高や個性的なソフトトップ収納時のスタイルは、半世紀以上に及ぶスピードスターの伝統に則ったものなのだ。
ダブルバブルの収納カバー
ソフトトップを閉じる時のカバーの形状に、ふたつの膨らみもあります。このあたりもスピードスターとカブリオレは違います。
※写真はポルシェスピードスター
ポルシェスピードスター エンジン
スピードスターには408馬力を発生する3400CCエンジンを搭載します。
一方、走行性能や安全性などは最新スペックが奢られる。搭載エンジンはカレラSシリーズを凌ぐ408馬力仕様の3.8リットルの水平対向6気筒自然吸気ユニット。これに7速PDKを組み合せる。
ポルシェスピードスターのサスペンション
ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム
ポルシェアクティブサスペンションシステム(PASM)やポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)などポルシェの高い運動性能を極限まで引き出す機能アイテムが標準装備となるほか、911シリーズのオープンモデル全車に搭載される車両転倒時の乗員保護機構ロールオーバープロテクションシステムは、スピードスター向けに改良が施された専用タイプとなる。
ポルシェスピードスター(997型)
以上、ポルシェスピードスターについて、解説してみました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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