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被害にあう前に知っておきたい!車上荒らしの手口や対策方法

駐車中の車を襲う車上荒らしは、意外と身近に起こり得ることです。被害にあってしまってからでは遅いので、車上荒らしの手口や実態を知っておきましょう。また手口や盗まれやすいものから、対処法を考えてみたいと思います!被害にあう前にぜひご覧ください。

車上荒らしされやすい車やアイテム

実は、車上荒らしされやすい車種というのがあります。2014年の車種別の車上荒らし被害ランキングを紹介します。

車上荒らしされやすい車種は?

1位 トヨタ プリウス
2位 トヨタ ハイエース
3位 スズキ エブリィ
4位 いすゞ エルフ
5位 トヨタ クラウン

トヨタ車は車上荒らしに狙われやすいようですね。その中でもプリウスは、トップレベルに狙われるようです。なぜプリウスが狙われやすいのでしょうか?

プリウスは窓が小さいから狙いやすい?

その理由とは、窓のサイズが小さいため、窓ガラスを割っても目立ちにくく狙われやすいとのこと。またプリウスは日本だけでなく、アメリカでも車上荒らしの被害が多く、交換費用が高額という理由でバッテリーがよく盗まれるそうです。それでは、日本ではどんなものが盗まれやすいのでしょうか?

車上荒らしに狙われやすいアイテム

1位 積載品
2位 カーナビ
3位 外装部品
4位 バック類
5位 タイヤ・ホイール

1位の積載品とは、特定のものに限らず盗難される物品が幅広いということだと思います。例えばパソコンや工具、オーディオなど様々なものが考えられます。2位のカーナビも狙われやすいアイテムの常連品です。高価で売ればそれなりのお金になり、他の車でも使えるというのが人気の理由のようです。

車上荒らしの手口①発生の時間帯と場所

車上荒らしの手口

どの時間帯や場所が盗まれやすい?

最も車上荒らしが発生しやすい時間帯は、深夜22時~朝の9時頃です。車上荒らしの半分以上がこの時間帯に行われています。やはり、人目を気にして暗い時間帯に目立たないようにということでしょう。

さらに車上荒らしの発生場所として一番多いのが、自宅の駐車場です。自宅駐車場なので安心して、財布やカバンを車内に放置してしまう人が多いのが犯行の多さに繋がっているようです。

車上荒らしの手口②盗難の手口

車上荒らしには、様々な手口があります。実際に被害があったという手口をいくつか紹介します。

車上荒らし手口:窓ガラスを割る

盗難の主な手口は、ガラスを割り内側から鍵を開け車内へ侵入する手口が多いようです。犯行が目立ちづらいので、三角窓が割られる場合も多く、ドアガラスやフロントガラス、リアガラスが狙われることもあります。

車上荒らし手口:鍵穴のピッキング・こじ開け

他の手口としては、鍵穴のピッキングやこじ開けなどの手口もあります。ただ、車のカギの防犯性の向上や犯行が目立つといったことから、この2つの手口は年々減りつつあるそうです。

車上荒らし手口:スマートキー

最近の車上荒らしにはスマートキーの電波を使った手口もあるようです。その手口とは、レピーターと呼ばれる電波の中継器を使ってスマートキーからの電波を中継。強い電波を受信した車は、スマートキーと錯覚してロックを解除するそうです。これは、スマートキーが近くにある自宅付近で可能な手口です。

車上荒らし手口:暗い駐車場で

稀な例ですが、人気のない暗い駐車場に駐車したところ、突然男が乗り込み金品を要求するという手口もありました。時刻は22時頃で人気がなく車上荒らしにとっては好条件だったため、強盗に近いこのような事件が起こってしまったようです。

車上荒らしの対策法

続いて、紹介した車上荒らしの手口に有効な対策方法を紹介します。様々な手口に出来る、簡単な対策方法や防犯グッズなどをみてみましょう。

車上荒らしの対策法:なるべく物を置かない

これが一番の対処法です。車から出るときや車を駐車するときは、バッグや財布など盗まれたら困るものを車内に置かないようにしましょう。もちろん自宅の駐車場も同じです。車内に何も物がなければ、物品を狙う車上荒らしは車を襲わなくなります。

車上荒らしの対策法:防犯フィルム

窓ガラスを割る手口に最も有効なのは、防犯フィルムです。これは窓ガラスに貼るだけで、ガラスを割れにくくする効果があり、完全に貫通させるためには時間がかかります。犯行を短時間で済ませたい犯罪者を諦めさせるには、有効な対処法です。

車上荒らしの対策法:シート

自宅の駐車場などでは、シートをかけるのも有効です。車内が見えないので、車上荒らしの対象とされにくくなると思います。

車上荒らしの対策法:スマートキー

スマートキーの電波を受信してロックを解除する手口の対策は、スマートキーの電波を漏れないようにするだけです。事件の被害にあった人は、冷蔵庫にスマートキーを入れるようにしているとか。他には金属の缶などに入れて蓋をする、キーをアルミホイルに包んでも効果が得られるそうです。

車上荒らしの対策法:カーアラーム

すべての車上荒らしの手口に効果的なのは、カーアラームです。車への衝撃や傾きを感知して警報音や警報ライトを発する装置です。車上荒らしが衝撃を与えることにより、カーアラームが作動し、光や警報音で犯罪者を威嚇します。

最後に

車上荒らしの手口や対策などを紹介しました!

車上荒らしの手口や対策方法などについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

車上荒らしの手口は、意外とシンプルで大胆な犯行です。突然大事な愛車の窓ガラスが割られ、車の中が荒らされていたらと想像するだけでぞっとしますね。車上荒らしを防ぐには、明るくて人通りが多い所に車を停める、物はなるべく車に置かない、ドアや窓はきちんと締めて必ずロックするなど、すぐにできることもたくさんあります。

今回紹介したことを意識して、車上荒らしにあわないように気を付けましょう!

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