車のエンジンの掛かりが悪いなと思ったらバッテリーを充電しよう
2016/01/12
echigoya.t
車が安全に動くために必要な冷却水。どんなものかご存知の方も多いと思います。でも自分ではあまり点検しないな・・・と言う方もいるのでは?今回は、そんな車の冷却水について調べてみようと思います。車の冷却水の大事な役割とは?少なくなったらどうすれば良い?
車のエンジンは、駆動すると高温になります。このエンジンの温度を下げるために使われるのが冷却水です。この冷却水が少なくなると、エンジンがオーバーヒートを起こし、最悪の場合故障してしまいます。
また車の暖房は、この冷却液がエンジンを冷やすときの熱を利用しているので、冷却液が減ることで暖房も使えなくなってしまいます。
車に使う冷却液
原液タイプ
冷却水とは、様々のクーラントの総称です。『ラジエーター液』と言うこともありますし、通常のクーラントより持ちの良い『LLC(ロング・ライフ・クーラント)』と言われるものも。これらの総称を冷却水と呼んでいます。
車の冷却水、チェックしたことありますか?やったこと無いと言う方はぜひ一度チェックしてみて下さい。
車の水温計
冷却水のチェックは、冷却水温が下がっている時に行いましょう。
メーターパネルの水温計で見れば分かります。メモリに数字がなくても、水温計の針が『C』の方に傾いていればOKです。
冷却水の入っているリザーバータンク。これはエンジンルーム内にあります。半透明の樹脂製のタンクで、中には色の付いた冷却水が入っています。このリザーバータンクは、オーバーフローパイプでラジエーターと繋がっています。
車のエンジンルーム内にあるリザーバータンク
リザーバタンクのキャップには『COOLANT』や『冷却水』と書いてあります。このキャップを発見したら、タンクの側面を見てみましょう。上下にラインがあるのが分かりますか?このラインの間に冷却水が入っていれば大丈夫です。
車の冷却水の補充は、先ほどご紹介したように、リザーバータンクを見れば分かりますね。下のラインを下回っていたら早めに補充しましょう。
冷却水の交換は、2年おきにすると良いと言われています。車検ごとに交換することが多いですね。もしも、交換前にチェックして、冷却水が変色し、茶色く濁ってきたら要注意です。冷却水の劣化により、水温が上がりやすくなり、オーバーヒートの危険も出てきます。車が故障する前に交換して下さい。
左が劣化した冷却水
最近は、冷却水の中でも長寿命のスーパーLLCなどもありますね。そうした場合は、その冷却水の交換スパンを守って交換して下さい。
車の冷却水が減っていたら補充しましょう。冷却水の交換は、廃液の処理など素人では難しい場合もありますが、補充だけなら簡単です。
車の冷却水を補充するには、以下のものが必要です。
・冷却水
・軍手
・漏斗
たったこれだけでOKです。
冷却水には補充用の冷却水、もしくは水で薄めて使う原液のものがあります。このどちらかを必要量、準備して下さい。
車のエンジンルームを開けると、ラジエーターのキャップがあります。ここから延びているホースを辿っていくとリザーバータンクに繋がっています。リザーバータンクを発見したらキャップを開けましょう。
キャップを開けたら、リザーバータンクの上のラインまで冷却水を補充しましょう。漏斗を使うと簡単ですね。
補充できたらキャップを閉めて終わりです。
車の冷却水の補充に水道水はダメ?と思う方もいるのではないでしょうか?冷却水は、エンジンの錆止め効果があり、また寒くても凍らないようになっています。水道水を使ってしまうと、錆の原因になったり、凍結の恐れがあったりあります。
水道水の使用は、なるべく避けたほうが良さそうですね。
また、冷却水の減りが激しい場合は、冷却水がどこからか漏れいている可能性があります。極端に減っている場合は、点検してもらいましょう。
車の冷却水についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?冷却水は、車が動くために非常に重要な役割を担っています。冷却水が減っていたら、なるべく早く補充しましょう。また、減りの早さ異常だと感じたら、すぐにプロに点検してもらいまよう。
冷却水のチェックで、車を故障から守って下さいね。
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