ファンの方必見!日産ラルゴの価格はライバル車と比べてどうなのか?
2015/09/29
takeitokiyoto
2016/03/08 更新
クルマのスピードとは思えない、とんでもない記録を樹立したブガッティ・ヴェイロン。同時に価格もとんでもなかったことは記憶に新しいところ。驚異の記録を打ち立てた、ブガッティ・ヴェイロンの歴史に迫るとともに、装備や価格について調べました。
2005年から発売されたブガッティ・ヴェイロン
ブガッティ・ヴェイロンは、フランスの「ブガッティ・オトモビル」が2005年から発売した市販車で、中でも「ヴェイロン」はブガッティブランドのフラッグシップ(旗艦)モデルになっています。
ブガッティオトモビルはフォルクスワーゲンの関連企業
なんと、ブガッティ・オトモビル社は、ドイツのフォルクスワーゲンの関連企業で、ブガッティ・ヴェイロンはブガッティ社が初めて市販車として開発したクルマなんです。
ブガッティゆかりの往年の名ドライバー「ピエール・ヴェイロン」
ブガッティ・ヴェイロンは、ブガッティ者のエンジニアでかつ、往年の名ドライバー「ピエール・ヴェイロン」からとられています。
全世界でも300台の限定生産
ブガッティ・ヴェイロンは、全世界で300台を上限として限定生産されたクルマ。また、後程ご説明しますが、価格もほかのスーパーカーと比べ飛びぬけており、なおかつ、購入に関しては厳しい審査を課すという、生産から価格、購入に至るまで何もかもが特別なクルマでした。
ブガッティ・ヴェイロンの”タルガトップ”仕様、グランスポーツ
ブガッティ・ヴェイロンの全世界生産台数は300台ですが、実は、2009年からタルガトップ(オープンカー)仕様の「グランスポーツ」が特別生産されました。全世界で150台だけの限定生産で、屋根部分をソフトトップ(幌)を指定した場合の最高速度は130km/hに抑えられていました。
生産台数450台の内訳は、4機種となる!
”ブガッティ・ヴェイロン”とひとくくりにしていますが、実は全世界で販売された合計450台すべてが同じクルマではないんです。全部で4機種となり、「標準モデル」「グランスポーツ」「スーパースポーツ」と「グランスポーツ・ヴィテッセ」となります。
パワーユニットは、W型16気筒+4ターボ!!
エンジンユニットは、なんとW型16気筒と4つのターボチャージャーが装着されるという、想像することさえ難しい構造となっています。W型エンジンとは、V型を並列に2個装着した構造で、V+V=Wというわけです。つまり、V8エンジンを並列に配置しているのですね!そして、このパワーは4WDシステムへ伝達され、最高出力は1000hp(馬力)以上と発表されました。
0→100km/hまで、わずか「2.5秒」
このW16+4ターボエンジンのパワーはすさまじく、0→100km/hまでは、たったの2.5秒で到達するという、想像を絶する加速Gを与えてくれます。0→400mを、9.95秒で駆け抜けますので、助手席に乗っていると、ジェットコースターを下っているように、血液が身体の姿勢についていかなくなると思われます!
そして、ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツの最高速は431km/h!!
ブガッティ・ヴェイロンの標準モデルでも400km/hと報道されましたが、その後発売された「スーパースポーツ」では、なんと431km/hを記録!新幹線より早いのはもちろん、あのリニアモーターカーにも迫ろうかという、恐ろしい速度です。
運転には、AT限定普通免許でOK
このブガッティ・ヴェイロンに組み込まれるトランスミッションは、7速ツインクラッチトランスミッションで、2つのクラッチが動作する仕組みですが、運転席にはペダルが2つ(ブレーキ+アクセル)となり、フルオートマチックとセミオートマチックの2つのモードで運転できるため、日本ではAT限定普通免許で乗ることができます。
すでに新車は完売、お金があっても買えない!
全世界で生産されたブガッティ・ヴェイロンは450台。2011年9月をもって生産を終了しています。また、新車の購入に当たり、「ブガッティ」のブランドに相応しい人かを審査され、単にお金があるだけでは購入できない、敷居の高いクルマでした。
日本販売代理店は「ニコルレーシング・ジャパン
ブガッティ・ヴェイロンを日本で販売したのは、「ニコルレーシング・ジャパン」で、2005年販売当初の価格は1億6300万円でした。現在は新車での販売はありませんので、どうしても手に入れたいとなれば、中古車での購入となります。
かの「ビンゴスポーツ」さんで販売されていた!!
ブガッティ・ヴェイロンは、そのブランドイメージを保持するため、ブガッティ・オトモビル社が中古車を市場で販売することにかなり難色を示していたといわれています。調べてみたところ、過去に、希少車の販売で有名な「ビンゴスポーツ」さんで販売されていたことがわかりました。しかも3台もあったようです。
価格は「応談」
日本では、過去に「ビンゴスポーツ」さんで、ブガッティ・ヴェイロンの中古車が販売されていたようですが、走行距離も1,700km程度で、新車同様の極上もののため、中古車価格も「応談」となっており、正確な販売価格は不明です。おそらく、新車に準ずる程度の価格になると思われます。
ブガッティ・ヴェイロンの年間維持価格は約2,700万円
ブガッティ・ヴェイロンを購入できたとしても、維持することも一苦労です。年間に維持するための価格は約2,700万円といわれています。つまり、1年間にフェラーリが1台買えるくらいのお金が必要なのですね!
ヴェイロンを維持するより、プライベートジェットの方が安くつく?
とにかくクルマの維持に途方もないほどお金がかかる、ブガッティ・ヴェイロンですが、タイヤは4,000kmごとに交換が推奨され、1万6000kmごとにタイヤとホイールをセットで交換する必要もあるそうです。タイヤは4本セットで350万円、燃費はリッター800メートル!!このクルマを維持するより、プライベートジェットを使った方が価格が安くなってしまうほどです。
たとえ、中古車が見つかっても、購入できない可能性がある
ブガッティ・ヴェイロンの維持には莫大はお金がかかるので、万一、中古車が販売されていたとしても、販売会社側で購入希望者の資産状況や仕事内容などをチェックされる可能性があります。ブガッティオトモビル本社が審査をせずとも、販売会社の意向によってはお金があっても購入できない恐れがあります。
ブガッティ・ヴェイロンには後継車があった?
ご説明してきたように、購入価格が最低でも1億7000万円弱、世界に1台のクルマにカスタマイズされるので、場合によっては2億円を軽々と突破してしまう、ブガッティ・ヴェイロンですが、2度と手に入れることができない!と諦めるのは時期尚早です。実は、ブガッティ・ヴェイロンには後継車がいるとされています。
ヴェイロンの後継車、その名も「シロン」
実は、2015年ドイツ・フランクフルトモーターショーでお披露目されていた、ブガッティのコンセプトカーが、後継車の「ブガッティ・シロン」と言われているんです。
そのパワーは1500hp超、最高速度は463km/h!
この、ブガッティ・シロンのパワーは1500hpを超え、最高速度は463km/hに達するといいます。こうなると、市販されたとしても、その購入条件、購入価格、維持価格などを考えるのが怖いですね。
車両価格は驚異の3億円超え!?
ブガッティ・シロンは2016年3月のジュネーブ(スイス)モーターショーでその全貌がお披露目されるといわれていますが、当然、シロンの車両価格は驚きの3億円超えになるであろうといわれています。
2016年のジュネーブモーターショーで全貌が明らかになる
2016年3月3日から、スイスはジュネーブで、ジュネーブモーターショーが開催されます。ブガッティ・シロンの具体像が明らかになると思いますが、ヴェイロンを上回る維持価格を誇ることはほぼ間違いないと思われます。
ブガッティ・ヴェイロンのダイキャストカー(ミニカー)が販売されている
ブガッティ・ヴェイロンを所有することは、車両価格と維持価格から考えて、どこかの大富豪でもない限り、限りなく不可能と思ってしまいます。現に、ヴェイロン購入者の平均自動車所有台数は何と84台だそうで、どこかの国の王様や女王様が所有するもののようです。
しかし、ブガッティ・ヴェイロンの細部までこだわった、ダイキャストカー(ミニカー)が販売されているんです。これならば、我々も所有して、ブガッティ・ヴェイロンの世界に浸れるかもしれませんね。ただ、このダイキャストカー、価格が56,160円もするんです。ミニカーの世界でもブガッティ・ヴェイロンはやっぱりすごい!?
こちらはやや廉価、34,560円のブガッティ・ヴェイロン
販売価格が34,560円のブガッティ・ヴェイロンを見つけました。写真はグランスポーツですが、これくらいの価格であれば、買えそうですね。
永遠の憧れ、ブガッティ・ヴェイロンを心の中で楽しもう
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。永遠のスーパースポーツ、ブガッティ・ヴェイロンについてご説明してまいりました。その価格が破格であることや、維持価格も驚異で、とても個人で所有できるクルマではありませんが、いつまでも憧憬を抱いていたいと思わせるクルマでした。
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