ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
オイル交換ってすごく難しいと思っていませんか?実は決してそんなことはなく、オイル交換はステップさえ踏んでいけばだれでも簡単に交換することができます。そこでトヨタ車を例にとって、道具選びから作業終了まで、トヨタ車のオイル交換方法をレクチャーします。
まずはトヨタ車のオイル交換をするときに、どのようなオイルを選べばよいのか?トヨタ純正オイルなら、専用に開発されていますので間違いありませんが、社外品でもオイルの粘度やグレードが合えばオイル交換することが可能です。
トヨタ オイル交換
オイル交換するときはトヨタ車の取扱説明書を読んで、どのようなオイル粘度を選べばよいか?あらかじめ調べておきましょう。
エンジンオイルの選び方は、省燃費性、コストパフォーマンス、スポーツ性など、どの点を重視するかで異なります。たとえば、燃費を重視するならWの前の数字は小さい方がおすすめです。またエンジンタイプによってもオイルの選び方が異なり、近年、エコカー向けに登場した0W20などのやわらかいオイルは、昔の古いエンジンや多走行車には適合しませんのでご注意を。
ここ最近のトヨタ車はエコカーが普及しており、エコカー専用の粘度の低いオイル交換を推奨しています。(写真の0W-20など)。一方、古いタイプのトヨタ車の場合、10W-30など粘度の硬いオイルを推奨しています。エコカーに硬いオイルを入れると燃費が悪化しますし、逆に古い車にエコカーオイルを入れると気密性を保てず、オイル上がりなどの原因となります。
続いてはトヨタ車のオイル交換を行う場合、どのような道具が必要なのかを説明しましょう。
トヨタ オイル交換 道具
トヨタ車のオイル交換に必要な道具
トヨタ車のオイル交換に必要な道具は、エンジンオイル、オイル交換処理剤、ウエス、めがねレンチなどです。オイル交換時にフィルターを交換するときは、それぞれのトヨタ車にあったオイルフィルターを用意しておきます。(その歳、オイルフィルターレンチが必要)
トヨタ オイル交換 道具2
トヨタ車のオイル交換作業を行う場合、ジャッキとウマがあると便利です。
オイルフィルタ交換はエンジンルームの上からできる場合もありますが、下から交換するモデルの場合は、ジャッキとウマがあると便利です。このあたりはトヨタの車種によっても異なります。
それでは実際にトヨタ車のオイル交換作業をはじめてみましょう。まずはオイルを抜き取る作業からです。
トヨタ オイル交換
オイル交換を行うときはエンジンが冷めた状態で行いましょう。ドレンボルトを抜くとオイルが勢い良く出てきますので、オイルキャップやオイルゲージはつけたまま行うと安心です。またオイル交換時はドレンボルトとともにオイルパッキンを紛失しないように注意しましょう。
トヨタ オイル交換
ドレンボルトを抜くと勢い良く中から古いオイルが出てきます。すかさずオイル交換処理剤で受け取りましょう。
オイルを完全に抜き取ったら、先ほど外したドレンボルトをしっかりと締めて、オイルを補充しましょう。
トヨタ オイル交換
オイルは缶から直接エンジンに入れようとするとこぼれますので、写真のようなオイルジョッキがあるとオイル交換作業がはかどります。
トヨタ オイル交換
オイル交換はオイルキャップを開けて行います。取扱説明書に記載されるオイル量よりも、まずは300CCほど少なめにオイルを交換してようすを 見ましょう。
トヨタ オイル交換
トヨタ車の説明書を確認し、指定より300CCほど少なめにオイルを補充したら、レベルケージを外し、古いオイルをウエスで拭きとって、さらにレベルケージをもう一度戻して、さらに引き抜きオイル量をチェックします。
オイル量が下限より少ない場合はさらにオイルを継ぎ足して、下限と上限の位置にオイルが充たされるようにしましょう。ただし入れ過ぎはかえってよくありませんので、下限と上限の間に収まるように補充してください。
トヨタ オイル交換
いかがでしたか?
以上でオイル交換作業は終了です。
オイルフィルター交換時は、エンジンを一度掛けた後、
オイルを行き渡らせたら再度オイル量を確認してください。
実際にオイル交換を行うと手間はかかるものの、
決して難しいものではないことが理解できます。
またこの方法はトヨタ車にかぎらず、他社のメーカーにも応用できますので、
覚えておいて損はありません。
それでは最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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