2015/11/05
yuto1212
今回は、日産が誇るクールなスポーツクーペ、スカイラインクーペの中古相場チェックを踏まえ、中古のスカイラインクーペにおいて見ておくべきポイントを、簡単ではありますが、ご紹介させていただきます。クールなスポーツクーペを安く手に入れたい方は注目です。
スカイラインクーペの中古相場を見る前に、スカイラインクーペについてご説明しましょう。
高度経済成長期からすでに「スカイライン」というものはありましたが、クーペとセダンの区別が図られたのは、1989(H1)年のR32が登場したころです。
5ナンバーサイズの2ドアスポーツクーペと4ドアハードトップスポーツセダンの2タイプとして分けられ、グレードによって約150~200馬力程度のエンジンが搭載され、スポーツ味のクーペとして誕生しました。
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その後のモデルチェンジによりスカイラインは全車3ナンバー化され、2ドアスポーツクーペは4ドアスポーツセダンと共に、居住性の向上が図られ、搭載されるエンジンはすべて直列6気筒ガソリンで統一し、FR系が280馬力の2.5Lターボ、200馬力の2.5L、155馬力の2Lの3種になり、装備も4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキや電動SUPER HICAS、リヤビスカスLSDなど豪華になってきました。
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そして2003(H15)年に、今までのスポーツクーペの乗り味とは打って変わって、スポーティーさ+高級サルーンの乗り心地、空力のよいスタイルと広い室内空間などを実現するようになりました。搭載されるエンジンはV型6気筒DOHCとなり、抜群の動力性能に高級車のような乗り味を織り交ぜたような仕様になりました。
その後も、ハイブリッド仕様や環境性能の高いダウンサイジングターボ車の登場、さらには日産の安全装置「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」を搭載するなど、目覚ましい進化を遂げています。
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ではスカイラインクーペの中古相場を見ていきましょう。
日産・スカイラインクーペの新車時価格は195万円~516万円で、中古車相場は19万円~359万円となっております。
ポイントは、中古のスカイラインクーペと言っても、探すモデルによって志向が大きく異なる点です。
初代~3代目ぐらいまでは、クーペ型スポーツモデルとなっており、スポーツカーと呼べるほどのカスタムを施すなど、スポーツ志向が比較的強めです。
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一方4代目~現行車までは、高級車志向が比較的強めです。
内装は本革をふんだんに使用したラグジュアリー仕様のスカイラインクーペまで存在し、カスタムはより上品で煌びやかに魅せるなど、高級スポーツクーペとしての傾向があります。
ただ、これを一概には言えないので、次において、中古のスカイラインクーペにおいてチェックするべきポイントを、内装編と外装編に分けてご説明します。
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まずは内装です。
モデルによって様々ですので、ひとまとめには出来ませんが、中古車のシートの擦り切れや革張りが破けていないか等を細かいところに目を配らせながら見るといいでしょう。
またクーペモデルは、リアシートを見ることが疎かになってしまいがちですが、中古のスカイラインクーペにおいて貴重な判断材料の一つでもあるので、忘れずにチェックしましょう。
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続いて外装です。
こちらも一概には言えませんが、初代~3代目ぐらいはスポーツ志向のカスタム、一方4代目~現行車は高級車志向のカスタムがみられます。
ただ中古のどのスカイラインクーペしても、走行距離の長さやパーツの破損や目立った傷やへこみ等を把握しておくことが大事です。
エンジンも歴代によって異なりますが、エンジンオイル等に異常がないかも忘れず見ておきましょう。
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いかがでしたでしょうか?
今回は、日産が誇るクールなスポーツクーペ、スカイラインクーペの中古相場チェックを踏まえ、中古のスカイラインクーペにおいて見ておくべきポイントを、簡単ではありますが、ご紹介させていただきました。
今回ご紹介した中古車として大事な点は他にもございますが、「中古のスカイラインクーペに直接乗ってみる。」方が一番のポイントだと思います。
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