軽自動車の中でも断トツ人気のタントは、中古車市場でも人気が高い!
2016/08/14
なみけん
往年の名車シルビア!車好きなら一度は憧れた事でしょう。今回はそんなシルビアでもS13~S15型シルビアにスポットを当てました。中古車購入の際はあくまでも古いスポーツカーである、故障と隣り合わせである、と言う事を前提にするべきです。中古車シルビアまとめです!
伝説の根源となったS13型シルビア
1988年5月~1993年
デートカーとしてデビューしたS13型シルビア。
しかし当時の世相とシルビアのスペックが合致して走り屋の間で大ヒット!
石を投げればシルビアに当たる!と言ったくらいに街中で走っていた事は伝説的なお話ですね。
デートカーではなくスポーツカーとして生まれ変わったS14シルビア
1993年-1998年
スパルタンなツリ目にマイナーチェンジされたS14後期型
デートカーとしてではなく、世間ではチューニングカーベースとしての存在間が強かった先代のS13シルビア。
日産がニーズに答えスポーツカーとして弱点だったエンジンパワー、トラクション、ボディー剛性を強化し、ボディーサイズも先代S13の5ナンバーから3ナンバーにボリュームアップした。
2000ccFRターボの完成形!日産の最高傑作!
1999年-2002年
満を持してスポーツカーとしてデビューした先代S14シルビアだが欠点もあった。
大きくなったそのボディーは一部には不評であった為このS15シルビアでは5ナンバーサイズにスケールダウン。
更に強化されたボディーや足回りはコーナリングスピードを更に追究出来た。
エンジンパワーもS13シルビアから細かな手直しを加えS15シルビアでは250PSとなった。
まさにシルビアシリーズ最後にして最強のモデルとなった。
どのモデルもカッコいいですね!そのスタイルの良さからドレスアップ前提で購入される方、ノーマルを楽しまれる方それぞれに愛されています。
大人気の中古車です!
S13シルビアにはCA18という1800ccのモデルがある。
その後マイナーチェンジでSR20エンジンに変わり2000ccになった。
S14、S15はどちらもSR20エンジンである。このモデルはNVCSと言う可変バルブタイミング機構が備わり低回転から吹け上がるようになった。
それに伴い若干の燃費の削減も実現した。
CAエンジンもSRエンジンもどちらも実用型エンジンなので発売から30年程経過した今でも現役で、そのタフさは立証されている。
シルビアシリーズはターボモデルとノンターボモデルが存在する。
どちらもドライビングを楽しめる良いエンジンである。
相場としてはピンキリだ。しかもS13~S15シルビアの間で年式は1988年~2002年と幅は広いがどれも年式、走行距離は関係が無いようだ。
程度の良い物に高値が付く。そのような特徴がある。
シルビア(S13~S15) 10万円~190万円以上
自分でコツコツ仕上げる前提であれば格安のシルビアを購入し、レストアを楽しむのも良い。
たとえATのNAであってもスポーツ走行のような乱暴運転を経験している可能性がある。それがこのシルビアの特徴でもある。
ボディーのヘタリが気になるところだ。
まずボンネット、左右ドア、トランクの開閉をチェックしよう。
開閉に違和感のある車体は歪んでいる可能性が高く、雨漏りの要因の一つだ。
トランクはスペアタイヤハウスを見れば雨漏りの跡が無いかチェックも出来る。
特に注意したいのが、オプションのサンルーフ付モデル。シルビアシリーズは経年や歪みにより、ここから雨漏りが発生しやすい。
この場合は天井の内貼りを見れば変色しているので判断出来る。
そして車体の前側に回り少し離れて運転席と助手席の頭の位置を見て頂きたい。
この車はボディーのフロア部分も歪みやすいので運転席と助手席が中央に寄っていれば要注意だ。
この歪みを取る事は容易ではないので必ずチェックして頂きたい。
これは特にS13シルビアに多数見られる症状。
ボンネットを開けサスペンションションの取付け部を見てみよう。
ここは錆やすい。ここが錆びて穴が開くなんて事はこの車ではザラだ。
ここが弱っていては分が悪い。
ハンドリングの悪化やアライメントが取れない等の不具合しかなく最悪の場合車検にも通らない。
非常に重要な部分なので必ず見ておきたい。
ターボモデル、ノンターボモデル共通で、まずアイドリングさせしばらく音を聞いてみよう。
異音がする場合は避けた方が良い。
特にS14、S15シルビアのエンジンは可変バルブタイミングシステム(NVCS)が異音を発しやすい。
エンジンを吹かし、回転数の変化と共にカチャカチャという音がついてきたらそれは異常である。
修復には数十万円掛かるのでなるべく避けたい。
シルビアシリーズは今となっては世界的にも普遍的な車両になっている。
しかもタマ数も少ない。
競合車もないのが現実である。
販売店側も強気でいる。
よって値引き交渉は一筋縄ではいかないのが現実である。
しかし販売店は多数健在しております。
いくつものディーラー店で見積もりを作成してもらい競わせるという方法があります。
できるだけ多くのディーラー店をまわりましょう。
今まで乗っていた車を下取りに出す際には、オンラインなどでの無料査定を活用し、
その結果をディーラー店に持っていくことで、
かなり高い値段での買取が可能になります。
中古車の見積もりが、値引きの限界になったとしても、
その分買取額を多く見積もって貰えば、さらにお得になること間違いありません。
実際にシルビアを購入した人の声を聞いてみよう!
新車から乗っていますが未だにシャシのがたつき音が出ずエンジンも快調です。スポーツカーが少ない今では、この時代のクルマに乗る技量も興味も持つ人が少ないと思いますが安全により速くを求めテクを上げたい人にはお勧めです。スペックRなら加速で86など敵ではありません。
いかがでしたか?
中古日産シルビアを購入する際の指針となったでしょうか?
かくゆう私もシルビアが大好きでノンターボもターボもどちらも乗りました。
2ドアハードトップのスタイルはやはりカッコいいですね。
ちょっとした移動も楽しめる車なのでとてもオススメです。
しかしこの様なデビューからしばらく経った車を購入するのは素人さんにはあまりオススメ出来ません。
今ではこういった旧車の専門店がございます。
経験と知識が豊富なショップさんとコミュニケーションをとり、信頼関係を築いたうえで車選びをされることをオススメします。
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