ミディアムクラスサルーンBMW5シリーズ。525Iの2.5Lは170馬力を発生
2016/02/05
とっぱらや
セダンなんてもう古臭い?いいえ、そんなことはありません!今回はbmwが生んだセダンの魅力についてまとめました。セダンの特徴やライバル車との比較、bmwセダンのご紹介など、記事を読み終わる頃にはきっとあなたもセダンのトリコになっていることでしょう!
セダンと言えば聞きなれた名前だと思いますが、実際にどんなものなのかと聞かれると、他の車との形状の違いなど、きちんと説明できる方は少ないのではないでしょうか?
bmwセダンのご紹介をしていく前に、まずはセダンとはどんな車なのかについてご説明します!
セダンとは、基本的には4ドアで、エンジンルーム、キャビン、トランクルームの、3つの空間がそれぞれ独立しているものを指します。3ボックスなどと呼ばれることもあり、いわゆるタクシーを思い浮かべていただければイメージしやすいのではないかと思います。
ステーションワゴンやミニバンの人気が高まってからは、徐々にセダンの生産は減少傾向にありますが、それでもなお根強い人気を誇る形状です。
生産が減少傾向にある今、あえてセダンを選ぶことのメリットはどこにあるのでしょうか?
これから、セダンの利点についてご説明していきます。
前述のとおり、セダンは3ボックスです。つまり「エンジン(動力源)がある場所」と「人が乗る場所」、「荷物を積む場所」がそれぞれ別々の空間になっています。座席とトランクの間に隔壁が存在しているため、ボディ強度が高くなっているのです。
また、重心が低く作られているため、安定性に優れ、危険回避性能が高いこともメリットです。
人が乗る場所と荷物を積む場所がそれぞれ独立していることによって、セダンは適度に空間を制限され、自然と落ち着ける広さになっています。
空気の移動も少なく、静音性に優れており、大きな声を出さずとも会話がしやすいのもまた、利点です。
さらには重心が低いため、身体を揺さぶられることも少なく、非常に快適です。長距離を走る時などには疲れにくく、セダンの良さを実感することでしょう。
セダンは座席位置が低いため、ミニバンはSUVなどに比べて左側の死角が少なくなっており、非常に運転しやすいです。
運転がしやすいということは、ドライバーが長時間運転しても疲れにくいということであり、同乗者だけではなく運転手にとっても負担が少ないのが魅力です。
セダンについて少し理解が深まったところで、次はいよいよ本題のbmwセダンの魅力についてお話していきたいと思います。
bmwセダンの「主力」とされるbmw 3 シリーズ セダンを例にして見て行きましょう。
bmwのセダンにはドライビングアシストという機能がついています。これは歩行者を感知して警告音を発したり、時速60km以上の走行時に車線から脱線しそうになったとき、ステアリング・ホイールを振動させてドライバーに報せるなど、様々な面でドライバーを補助してくれる機能です。もちろん、意図的な車線変更の際にはこの警告を発することはありません。
こうしたアシスト機能に加えて、bmwセダン自身の作りも非常に堅牢なものとなっており、インテリジェントには高剛性素材の高張力鋼板が使用され、万が一の衝突時には、その衝撃はフロントとリヤのクラッシャブル・ゾーンによって吸収されます。
さらにはフロントのバンパーと、バンパー・カバーの間にショック・アブソーバーが組み込まれており、衝突時の歩行者へのダメージを軽減します。
市街地に峠道、高速道路など、場所を選ばず快適に走れるよう進化した、ダンパー・テクノロジー、シャシーとステアリングの連動によって、まさに車と一体になったかのような操作性を味わうことができます。
ロール軽減によってコーナーも機敏に曲がることができ、ドライバーの意のままに車を操れるだけでなく、セダンとしての乗り心地、快適さも決して手放してはいません。
bmwセダンの洗練されたインテリアデザインは、まさしく外車ならではです。
シートの色や材質は豊富なカタログから選ぶことができ、なかでもダコタレザーのシートは高級感があり非常に上質な空間を作り出してくれます。
解剖学に基づいて作られたシートは、一時間の運転で限界だった腰痛持ちのドライバーも三時間以上運転できたという話があるくらい、抜群のフィット感と心地よさ。
インテリア・トリムはいずれも個性的かつ美しく、複雑な木目の織り成すクラッシックな雰囲気に、レッドやブルーなどのアクセントラインには、思わずうっとりと視線を奪われてしまいそうです。
次は、bmwセダンのライバル車について見ていきたいと思います。
国産車のセダンとbmwセダンの違いとはどのようなものなのでしょうか?それぞれのセダンの価格・燃費などについて調べてみました。
【bmw 320dの燃費】
19.4km/L(8速AT仕様)
【bmw 320dの価格】
4,270,000 ~ 6,460,000円
bmwセダン320dの燃費と価格は上記のようになっています。
ではライバル車はどうでしょうか?
【マツダ アテンザセダンの燃費】
20km/L(XD、6速AT仕様)
【マツダ アテンザセダンの価格】
2,760,000 ~ 3,960,000円
国産車であるマツダ アテンザと比べると価格はやはりアテンザ セダンのほうが安くなっていますが、bmwの価格はドイツ車としては適正のようです。
bmwはドイツ車ゆえに日本の燃費基準には不慣れですが、JC08モード燃費はマツダ アテンザと大差がなく、健闘していると言えるのではないでしょうか。
アテンザセダンはメカニズムの組み合わせが多彩で、なかでも「クリーンディーゼルターボ+4WD+6速MT」の組み合わせは、国内ではほとんど入手することができないため貴重です。
対するbmw 320dは後輪駆動を採用しており、よりスポーティな走りを体感することができそうです。
【メルセデスベンツ Eクラス セダンの燃費】
12.4km/L
【メルセデスベンツ Eクラス セダンの価格】
5,990,000 ~ 11,750,000円
燃費、価格ともにbmwのほうがコストパフォーマンスが良いようです。
ただ、メルセデス・ベンツは一度乗ると他の車には乗れない、と言われるほどホスピタリティの高い実直な車であり、欠点のないところが逆に欠点だとまで言われるほどです。
加えて安全性能や技術においてbmwより一歩上を行っている印象があり、車としての評価は非常に高くなっています。
このように、一口に「セダン」といっても、メーカーによって色々な持ち味があることがわかります。
燃費やデザイン、コストパフォーマンス、走行性能…車に何を求めるかによって、その選択肢は様々でしょう。
みなさんはどのタイプのセダンに惹かれましたか?
最後に、bmwセダンを購入した人の声を見ていきたいと思います。
実際にbmwセダンを購入し、運転している人は、bmwセダンについてどのように評価しているのでしょうか。
bmwセダンを購入した人たちの生の声をお聞きください!
初期モデルの320iMスポなのでかなり非力だが、
ハンドルの操作性、エンジンの官能性など、
運転の楽しさを十分に味わせてくれるいい車。
歴代の車で最もパワーのなかった車だったが、
運転の楽しさはベスト3に入るほど。
高速の安定性、ワインディングでの安定感など、
剛性が国産車と比べて非常に高く安心して乗れる。
こちらはドイツ車ならではの頑丈な作りに安心感を持ち、また、操作性の良さに非常に満足しているようです。
まず外観ですがやはりBMWのデザインは秀逸だなと思います。前モデルを横に並べると変更点はよくわかるのですが大きく変わるところはないように思います。前モデルのデザインを踏襲して、さらに改良されたものだとわかります。
内装もモデルを経つごとに良くなっているのはわかります。ただ豪華さなどは皆無かなと思います。品質は良いのですが余計な装飾はないです。前モデルまではウッドパネルを付けて少し上品に見せていたのですが、スポーティなアルミのパネルもなかなか良いものだなと思いました。
F30 320d Mスポーツに乗り替えるにあたってはメルセデスベンツのC200,audi A4,レクサス IS350h,スカイラインに試乗しました。どれもとても素晴らしい車でメーカーがとても手間暇を惜しまず考えこまれた車だと思います。
そのなかで一番悩んだのがメルセデスベンツのC200 アバンギャルド AMGラインの車でした。乗り心地、価格、デザインとても心を魅かれました。でも燃費、燃料の違いが決めてになりました。C200は街乗りで約10km/l、高速道路では約15~6km/l。320dは街乗りで燃費が約15~20km/l,高速道路では約30km/lでした。これには驚きました。いまの燃料高騰のご時世では燃費、燃料費は外せない点でしたので。
この方は前述したライバル車と乗り比べた上でbmwを選んだとのこと。bmwの秀逸なデザインと、燃費の良さに惹かれたようです。
BMWデビューだったのでまずは3シリーズセダンをセレクト。当たりでした。1年経った今でも乗るとワクワクします。一度乗ると乗り換えもBMWになるとよく聞きますがとてもわかる気がします。
キラキラしたイルミネーションや華飾な内装は不要です。シンプルでスパルタンなデザインが心の落ち着きを満たしてくれます。
iDriveナビゲーションシステムは慣れると使いやすく必要な機能は備えています。CDからHDD録音も出来ますがiPhoneとのBluetooth接続やコネクタからUSBメモリを読み込んで音楽を楽しむこともできます。もちろんハンズフリー電話も。私は音へのこだわりは無いのですがノーマルのスピーカーはお世辞にも良いとは言えずトレードインスピーカーに交換しました。
秀逸なのはシートです。長時間のドライブでも疲れない。表皮のアルカンターラも手触りが良い。
燃費についてはこの乗り味を楽しんだ後でも給油時にお財布にやさしいのが丸。高速を大人しく走ると20km/Lも狙えます。
セルフ給油の時に粘度の違いなのか軽油がポタつきやすいので給油口廻りを早めに拭き取りましょう。
こちらはこれまでずっと乗っていた国産車から乗り換えた人の感想です。購入から1年が経ってもなお運転する楽しみを感じることができているようです。
bmwセダンについて色々と見てきましたが、いかがだったでしょうか?
セダンは今では生産が減少傾向にあり、若年層からはあまり指示されていないように見えますが、調べてみれば本当に乗る人のことを考えた、真摯な車であるということが伝わったのではないでしょうか。
セダンは目新しさや煌びやかさはないものの、まるで執事のようにさり気なく、しかし確実に私達をアシストしてくれる魅力にあふれた車です。
これを機に、bmwセダン、さらには世界のセダンに興味を持っていただければ幸いです!
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局