ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
F50。知ってますよネ!あのフェラーリのスポーツカーを調べました。F50の性能・価格・特徴を。自然吸気 3.5L V型12気筒 DOHC 5バルブエンジン。やっぱりこの凄さはフェラーリのF50ならではです・・・・?!!新車価格も中古価格も?!
F50(伊:effecinquanta/エッフェチンクワンタ)は、イタリアの自動車メーカーフェラーリが創設50周年を記念して製作したスポーツカーです。
フェラーリ・F50
F50は、F40の後継車種として1995年に発売されました。
フェラーリF40
開発コンセプトに掲げられたのは「公道を走るF1」。
「F1のエンジンを積んだロードカーを創る」というエンツォ・フェラーリの息子ピエロのシンプルなアイデアをもとに、F1マシンそのままの高剛性な車体構成を公道を走る車として初めて採用し、エンジンもF1用エンジンを使用しました。
しかし、この構造ゆえに振動やノイズが激しく、運転時の快適性という点においては後継車種であるエンツォフェラーリに劣る点がありました。
エンツォフェラーリ
そのF1用エンジンというのが、1992年のF1マシンF92Aに搭載された自然吸気 3.5L V型12気筒 DOHC 5バルブエンジンです。
V12気筒エンジン
このエンジンを搭載したF50は、最高出力は513hp(約520PS)/8,500rpm、最大トルクは48.0kgf·m/6,500rpm、最高速度は325km/hを誇りました。
フェラーリF92A
『F50』の車体は、屋根部分を取り外しバルケッタ(2人乗りのオープンカー)とすることができようになっていました。
Ferrari F50
F1ではセミオートマチックトランスミッションが組み合わされていましたが、『F50』ではごく一般的なマニュアルトランスミッションが採用されました。
室内はF40とは違い立派な内装が施されて、エアコンもあり「フェラーリは日常的に使える車にならなければいけない」という社長であるルカ・モンテゼーモロの方針が貫かれました。
ferrari f50 interio
前述したとおり、『F50』はフェラーリが創設50周年を記念して製作された車だったはずですが、実際に発売されたのはフェラーリの創業50周年より2年ほど早かったようです。
これは当時ヨーロッパで制定された新しい排気ガス規定に合わせることが難しかったため、それまでに予定した台数を全て売り切って、新しい排気ガス規定に間に合わせようとした企みだったようで、チョット引き気味になりますネ・・・・!!
とは言ってもさすがはフェラ-リ。
『F50』にはその希少性ゆえにプレミアが付いており、本来の価格よりも価格が上昇するケースが見られることとなりました。
しかしフェラーリは日本における新車の購入の条件を付けました。
それは、「購入時にフェラーリを同時に6台所有していること」であり、そうすることでその条件をクリアできていない顧客にF50が渡ることを妨げたということです。
フェラーリ『F50』は、現在までに349台が生産、販売されたようです。
そしてその価格は、新車価格として日本円で5,000万円でした。
前述した購入の条件をクリアーしたとしても、この価格・・・・?!
所有者は、大変なものですネ~~~!
ヒガミついでにここでは中古F50の価格を調べてみたいと思います。
調査には中古車情報サイトの「カーセンサー」を使用して情報を得ます。
「カーセンサー」には2台のフェラーリ F50が中古車登録されていました。
1台目の登録内容は次のとおりです。
●本体価格:18000.0万円
●年式:1996(H8)
●走行距離:0.7万km
●排気量:4700cc
●駆動方式:2WD
●ミッション :フロア6MT
●ボディタイプ:クーペ
●乗車定員:2名
●ドア数:2
フェラーリ F50 本体価格 18000.0万円
もう1台の登録内容です。
●本体価格:応談
●年式:1996(H8)
●走行距離:1.1万km
●排気量:4698cc
●駆動方式:2WD
●ミッション :フロア6MT
●ボディタイプ:クーペ
●乗車定員:2名
●ドア数:2
フェラーリ F50 本体価格 応談
ここでは『F50』オーナーたちの声を聴いてみたいと思います。
「良い点」「悪い点」「総評」の順にそれぞれまとめてみます。
「良い点」
●充実した装備で快適な走りを演出することが出来るのでかなりおすすめしたい
「悪い点」
●使い勝手は抜群の一台であるが、特徴的なデザイン好きには物足りない
「総評」
●自分らしい走りを追及できてかなり楽しく活用できる素敵な車になっている
「良い点」
●スペチアーレ(特別、特殊といった意味のイタリア語)は別格です。圧巻のデザインは20年以上経っても、色褪せるどころか、輝きを増します。
「悪い点」
●車内の会話は無理です(笑)。諦めました(笑)。あと、カラーによって、雰囲気が全く変わるので、何でもよいとは言えない事に気づきました。
「総評」
●乗り心地、内装、そんなのどうでもよいです、この車は特別です。フィフティが一番好きなスペチアーレです。ずっと憧れています。そして自分の幸運に感謝です。
と、皆さん熱い!熱い!! です。
もっと熱い人々がいます。
動画サイト『ユーチューブ』に『F50』に関する、そして『F50』に熱い人々がたくさん集められています。
その一部をご紹介します。
Video: 【ビデオ】フェラーリ「F40」「F50」「エンツォ」「ラ フェラーリ」に一気乗り!
【ビデオ】フェラーリ「F50」で引っ張って道路脇の水路でウェイクボードをしてみた
【ビデオ】Tax The Rich(金持ちに課税を)さん最新作! フェラーリ「F50」をスローで!!
その他にもたくさん『ユーチューブ』には『F50』に関する動画が用意されています。
ご自分で探してみてはいかがですか?
『F50』とフェラーリ社製のスポーツカーとの価格の違いにはどんなものがあるのでしょう・・・・?
新車価格と中古車価格との比較も含めて調べてみます。
今回は、「F40」「F50」「エンツォ」「ラ フェラーリ」について見てみます。
【F40】
●登録者数 3 台
●本体価格 応談
●走行距離 0.5万km
●年式(製造年) 1989(H1)
●排気量 3000cc
●駆動方式 2WD
●ミッション フロア5MT
●乗車定員 2名
●ドア数 2
フェラーリ F40 体価格 応談
【F50】
●登録者数 2 台
●本体価格 18000.0万円
●走行距離 0.7万km
●年式(製造年) 1996(H8)
●排気量 4700cc
●駆動方式 2WD
●ミッション フロア6MT
●乗車定員 2名
●ドア数 2
フェラーリ F50 本体価格 18000.0万円
【エンツォ】
●登録者数 2 台
●本体価格 応談
●走行距離 0.1万km
●年式(製造年) 2005(H17)
●排気量 6000cc
●駆動方式 2WD
●ミッション コラムMTモード付6AT
●乗車定員 2名
●ドア数 2
フェラーリ エンツォ 本体価格 応談
【ラ フェラーリ】
●登録者数 1 台
●本体価格 応談
●走行距離 76km
●年式(製造年) 2015(H27)
●排気量 6300cc
●駆動方式 2WD
●ミッション コラム7AT
●乗車定員 2名
●ドア数 2
フェラーリ ラ フェラーリ 本体価格 応談
フェラーリF50について、いろいろな面からみてきました。
分かったのは、やはりとんでもない車だということです。
性能、価格、評判そして信頼。どれを採っても一流でした。
結果、フェラーリ好きは全世界にあふれ、日本でも憧れの的となっています。
フェラーリF50
最後にこんなお話を書いておきます、
フェラーリは日本人の買い漁りにより、海外でも価格が高騰したそうです。
新車価格2400万円のテスタロッサは5000万円超の取引になり、新車価格4500万円のF40においては最高価格2億円超の取引となったようです。
ところがこのF40、その後日本で走行中に炎上してしまいました。
大東京火災(当時)が2億円の車両保険金を支払った経緯があったそうです。
やれやれ・・・・!!
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