頼れるトラック！　三菱ふそう　ファイターの燃費をご紹介します！

ファイターの燃費についてご紹介する前に、少しだけファイターのことをおさらいしておきましょう。

ファイターは三菱ふそうが販売するトラックで、ダンプやカーゴ、Dウィング、Dバンといったバリエーションがあります。

物流から土木工事まで幅広く使えるトラックで、運転をしたことはなくても、毎日どこかで見かける車です。

そんなファイターの価格ですが、とにかくバリエーションが多く、実際には会社ロゴの塗装やその他の装備を取り付けるため、一概に価格を出すことが難しいです。

ベースとなる車両本体は概ね700万円台～800万円台というところです。

さあ、いよいよ本題に入りましょう。
ファイターの燃費をご紹介していきます。

トラックの燃費ってどれぐらいなんでしょうね・・・？

【ファイターの燃費】
3.85km/L～7.3km/L

重量車モード燃費値です。

やはり、ファイターは重量級なのですごい燃費です。乗用車の燃費と比べるのもおかしな話なのですが、大きくて重たいものを動かすにはかなりのガソリンが必要なのだと、改めて感じる数字です。

さぁ、とてつもないファイターの燃費のカタログ値を見ました。ここでは実燃費をご紹介していきます。

【ファイターの実燃費】
4.27 km/L ～ 6.48 km/L（平均　5.60 km/L）

ファイターの実燃費、カタログ記載の燃費と比べても遜色ない数字です。
きっと、プロの方は燃費走行に長けておられるのではないか、と想像します。

続いてはファイターのオーナーの方から愛車への燃費評価のコメントをご紹介していきましょう。

「運転しやすいですし燃費もわるくない」

「市街地では燃費があまり良くないですね。」

ファイターはトラックなので荷物を積むことが多く、その分市街地での燃費にはかなりマイナスに働いてしまうようで、この点でマイナスの評価が目につきました。

「低回転からスムーズに効くターボは全くターボラグを感じず、空荷だとレスポンスに優れる乗用車の感覚で乗れる。」

ファイターの走行性能ですが、やはり荷物を積んでない状態だとかなり速いようですね。

「サスペンション及びシートの乗り心地が硬くて、長時間のドライブは少し疲れます。」

ファイターは乗り心地よりも耐久性を重視した造りになっているようで、正直乗り心地はあまり評価が高くありませんでした。

ファイターは車体自体も重いですし、荷物を積むとさらに重くなります。
どうしてもガソリンを沢山使う条件が揃ってしまうのですが、それでも低燃費にする運転方法があるようです。
ここでは、ファイターをより低燃費にする運転方法をご紹介していきましょう。

とにかく重たい車の場合、加速する時間が長ければ長いほどガソリンをどんどん消費することになります。

特に高速道路の場合、車間距離を狭くするとどうしても前の車に合わせてブレーキを細かく使うことになりがちです。一度減速すると、元の速度に戻すために加速することになり、これを繰り返せば総じて燃費が悪くなります。

無駄な加速をしない方法はただ一つ！
「車間距離を広めに取る」
ことです。

こうすれば、前車が小刻みに加減速を繰り返しても、あまりペースを乱されずに走ることができます。

エンジンブレーキを使って減速している間は、ガソリンを消費しません。
なので、早めにエンジンブレーキを使って減速し、フットブレーキの使用を最小限にすることが低燃費につながるのです。

ファイターには数多くのライバル車があります。
ここでは、その中から2台を選んで、燃費と実燃費をご紹介します。

【日産　アトラスの燃費】
10.6km/L～11.0km/L（重量車モード燃費）

【日産　アトラスの実燃費】
6.60 km/L～12.49 km/L（平均　7.30 km/L）

【日野　レンジャーの燃費】
3.75km/L～7.50km/L（重量車モード燃費）

【日野　レンジャーの実燃費】
3.65 km/L～9.16 km/L （平均　4.73 km/L）

いかがでしたか？
働き者のトラックは乗用車に比べるとまだまだ燃費性能は厳しいものがあるようです。

ハイブリッドエンジンを搭載したモデルもあるのですが、乗用車に比べるとまだまだ普及しているとは言い難い状態のようです。

この記事を通して、トラックが皆さんの身近な存在だと感じていただければ嬉しいです。