ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
トヨタは世界初の量産型ハイブリッドカーを発売しました。その次のチャレンジが、燃料電池自動車の一般向け発売で、トヨタが1992年からの開発が実を結び、MIRAIが誕生しました!MIRAIとはどんな車なんでしょうか?調べてみました!
トヨタMIRAIは走行時に、地球温暖化の原因となるCO2を出しません。排出するのは、水素と酸素が結びついて出来た水だけです。走行中に、大気を汚染することがありません。
MIRAI(フロント)
MIRAI(リア)
MIRAI(ミライ)は、トヨタが2014年12月15日に発売した、量産型として世界初のセダン型燃料電池自動車です。
燃料電池自動車(ねんりょうでんちじどうしゃ、英: Fuel Cell Vehicle、FCV)とは、搭載した燃料電池で発電し電動機の動力で走る車を指します。MIRAIは水素を燃料とする燃料電池自動車です。
トヨタMIRAIの最大の魅力は水素で走ることです!トヨタの技術者が25年近く研究を重ねてきた結果、MIRAIが誕生しました。トヨタの技術はすばらしいですね!それでは、早速MIRAIの魅力に迫ります!
印象を引き締めるツートンの配色。
すべてのボディカラーのルーフ&フェンダーガーニッシュがブラックになります。
画像の内装色はウォームホワイト。
合成皮革のシート表皮は他にブルーホワイト、ブルーブラックがあります。
FCスタックなどのパワーユニットを床下に収めることで実現した、セダンパッケージング。
ラゲージスペース
トランクルームには、フラットなデッキ面にゴルフバッグ3個*1を収納できます。
インパネに浮かび上がる、大きくて見やすい高精細メーター。
インストルメントパネルの中央上段に、鮮やかに浮かび上がる大きくて見やすい高精細メーターです。 ステアリング右の4方向スイッチにより、出力や回生状況をリアルタイムで表示するFCシステムインジケーター(簡易版)を簡単に呼び出すことができます。
静電式ヒーターコントロールパネル(静電式温度調整スイッチ)
空調などの各種操作スイッチを静電式スイッチ化。先進性とシンプルな操作感を併せ持つフラットなパネルを実現しました。また、指先で上下にスライドするだけで温度設定がスムーズに行える静電式温度調節スイッチも装備しています。
シートヒーター(全席)&ステアリングヒーター
寒い日や夏の冷房中に冷えやすい肩・腰・脚部を温めるシートヒーターを全席に採用。Hi・Loのモードを切り替えが可能で、4席それぞれにお好みの温かさを設定できます。またステアリングにもヒーターを採用。一年を通して快適なハンドリングが行えます。静電式ヒーターコントロールパネル内のスイッチに触れるとONになりステアリングを暖めます(約30分後には自動的にOFFとなります)。
Cスタックや高圧水素タンクなどのパワーユニットを床下に配置。重心を下げることで車両姿勢の変化を減らし、優れた操縦安定性を確保しています。
重量のあるFCスタックや高圧水素タンクなどをクルマの中心に配置。前輪駆動でありながらミッドシップのような効果が得られる前後重量バランスを実現しました。俊敏なコーナリング性能、気持ちのいいハンドリングが思う存分愉しめます。
サスペンション(フロント・リヤ)まわりの剛性強化、ボディ骨格部材への高剛性素材や剛性強化に寄与する構造用接着剤の採用、ドアまわりのスポット溶接の増し打ち、FCスタックのフレームでアンダーボディの骨格を支えることでねじり剛性を確保。リヤのグリップ感を向上させ、フラットで滑らかな乗り心地を実現しています。
燃料電池自動車のパワートレーンとなるTFCSは、トヨタがこれまでに培ってきたハイブリッド技術を基盤に据え、燃料電池技術を融合し開発。FCスタックと駆動用バッテリーのふたつのエネルギー源を最適に使い分けて、モーターを駆動し、パワフルかつ高効率な走りを実現します。
トヨタMIRAIは水素ステーションでは3分で燃料補給は完了です。一充填走行距離(参考値):約650km。
地球温暖化を防ぐためには、温室効果ガスの一種であるCO2の放出を抑えなければなりません。走行時、ガソリンなどの化石燃料は燃焼し、エネルギーとなる過程で、どうしてもCO2を発生させてしまいます。それに対し、水素には炭素が含まれていないのでCO2排出はゼロ。トヨタMIRAIはとてもクリーンな車です。
レーンディパーチャーアラート
道路上の白線(黄線)をカメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ディスプレイ表示とブザーにより注意を喚起します。
プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)
進路上の先行車や障害物などをミリ波レーダーで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避を支援します。万が一、先行車と衝突する場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むと、プリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力を強力にアシストし、先行車20km/h、自車80km/hの場合では最大60km/h程度減速します。また仮にドライバーがブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動。先行車20km/h、自車50km/hの場合では最大30km/h程度減速し、衝突を回避あるいは衝突の被害を軽減します。
ブラインドスポットモニター[BSM]
隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯させます。その際、サイドターンランプを点滅させるとLEDインジケーターも点滅し、ドライバーに注意を喚起します。
ドライブスタートコントロール
クリアランスソナー&バックソナー
超音波センサーを利用して、車両前方や車両後方の障害物を検知。障害物と接近部位の位置を、ディスプレイ表示すると同時にブザーによりドライバーに注意を促します。
レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
高速道路などでミリ波レーダーセンサーからの情報によって、先行車を認識。設定速度内で速度に応じた適切な車間距離を保ちながら追従走行できます。また設定速度で定速走行が行えるクルーズコントロールへの切り替えが可能です。
メーカー希望小売価格
(消費税込み)
7,236,000円
トヨタMIRAIは、エコカー減税自動車重量税100% + 自動車取得税100%+ 自動車グリーン税制概ね75%+ クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象者です。
総額で最大約2,252,900の減額になります!
それでは実際にトヨタMIRAIに試乗したみなさんの感想を見てみましょう!
トヨタMIRAI、なかなか良いです。低重心でどっしりとしていてタイヤの付いた重いテッパンに乗っている感覚があります。でもフラットな板が動くような感じではなく、フラットだけど心地良くて、滑るような走りをで乗り心地はとってもいいです。
MIRAIはモーターによる加速はスムーズで力強くて素晴らしいものです。居住性もいいです。純粋にクルマとして加速の爽快感やコーナリングの安定感もいいですね。
トヨタMIRAI、乗りました!ステアリングレスポンスに手ごたえがあり、アクセル開度が少なくても、すぐ法定速度に達します。車内も静かです。キャビンが狭いので高身長の人にはキツイと思います。
いかがでしたか?トヨタが長年研究を続けた結果に産まれた車、MIRAIは素敵ですね♪水素ステーションは2015年現在約40箇所あるそうです。トヨタのMIRAI、是非おためし下さい!
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