国産のピックアップトラック!トヨタ・ハイラックスの魅力とは?
2016/02/22
Nor.M
スターレットは初代から始まり、5代目まで存在するほど歴史の長い車です。トヨタが生み出したスターレットとは一体どんな車なのでしょうか。トヨタ自動車のルーツでもある豊田自動織機も参加して作られたスターレットの魅力に迫りたいと思います。
トヨタのスターレットとは、トヨタのパブリカのスポーティーな上級派生車として登場しました。
では、トヨタのスターレットとは一体どんな車なのでしょうか。
5代目まで続いたトヨタのスターレットを紹介していきます。
スターレットは1973年から1999年までトヨタで製造、販売されていた乗用車です。
トヨタのルーツとなった豊田自動織機も2代目以降の生産に参加しています。
後にトヨタから発売されたヴィッツはスターレットの実質的な後継車とされていて、トヨタがヴィッツを開発、販売したことで、長年トヨタで走り続けてきたスターレットの歴史に幕がおろされたとされています。
まずはトヨタのスターレットの性能を見ていきます。
5代まであるので、それぞれ簡単に紹介します。
初代スターレット
初代スターレットに搭載されていたエンジンは、パブリカと共通の2K型1000ccと3K型1200ccの2種で、1200ccにはさらにシングルキャブ(68馬力)とツインキャブ(74馬力)の2種が用意されていました。
スターレットは初代のころからモータースポーツで使用されていて、レース、ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルなどに広く用いられました。
富士スピードウェイでのマイナーツーリングレースでは日産サニー(B110型)、ホンダシビック(SB1型)との熾烈なバトルが繰り広げられました。
TRDから各種の競技用部品も市販され、一部のチームにスペシャルエンジンが供給されました。
また日本初のワンメイクレースは1981年から開始された「スターレットカップ」シリーズで、現在はヴィッツカップに引き継がれ、ビギナーにもベテランにも楽しめるレースとして今でも人気があります。
2代目スターレット
エンジンは先代モデルに用いられていた3K型の排気量をアップした4K型、72馬力へ変更されました。
2代目スターレットにおいてもサーキットレースやラリーで盛んに使用されました。
同時にチューニングカー愛好者にも普及し、当時は峠族や環状族に人気があり、かつてはTS仕様のワンメイクレース「スターレットグランドカップ」が存在した他、少数ながら全日本ツーリングカー選手権に参戦した実績があります。
また、1981年にはTeam ACPによりパリ=ダカールラリーに参戦、時間外ながらも完走を果たしました。
3代目スターレット
ガソリンエンジンの排気量は1300ccで、クロスフロー・バスタブ形燃焼室を採用した直列4気筒 SOHC 12バルブの2E型を搭載しました。
後に1500cc ディーゼルエンジンの1N型を追加しています。
元々のスポーツグレードであるSi・ターボSに比べると、無塗装バンパー、商用グレード並みの内装など快適装備類が削られ、より競技車両への改造が容易になっています。
KP各型の後を継ぎ、サーキットレースをはじめ、ジムカーナやダートトライアルまで幅広い競技にエントリーした人気車種となりました。
4代目スターレット
搭載エンジンはハイメカツインカムII(DOHC16バルブ)となりました。
スターレット初の4輪ディスクブレーキをGTに搭載し、オプションのABSはクラス初の設定となっています。
GTもさることながら、NAエンジンモデルも歴代最高の出力を誇ったことや価格の低さを買われてレースに多用されていました。
特に、富士スピードウェイで行われているアマチュアレース「富士チャンピオンレース」のN1400クラスは、2010年ごろまでEP82型NAモデルのワンメイクレースとなっていました。
5代目スターレット
搭載エンジンは4E-FE型エンジン(1331cc)を搭載した自然吸気モデルグランツァS、4E-FTE型エンジン(1331cc)を搭載したターボモデルグランツァVという名称になりました。
EP91系ターボモデルは、グランツーリスモシリーズや首都高バトル01といったレースゲームに登場しています。
ここで購入者の声を聞いてみたいと思います。
元気なターボエンジン。ターボはどっかん気味だけど、走れば運転が大変楽しい!レギュラーガソリンOKはありがたい。割と良い燃費。普通に飛ばしても、12,3キロは行く。エアコンが案外効く。
レースなどで活躍しているトヨタのスターレットの評価は、いいようです。
燃費も古い車にしてはいいほうですね。
次はトヨタのスターレットのデザインと乗り心地です。
それぞれの代を少しずつ紹介していきます。
初代スターレット
初代スターレットのデザイナーはイタリアの鬼才!ジウジアーロです!
そのためか大変おしゃれな見た目ですが、レースでも大活躍だったのには驚きますね。
この当時はトヨタ車だけでなく、各社がジウジアーロのデザインする車を製造、販売していました。
2代目スターレット
目調インテリアやヘッドランプクリーナーなど最高級の装備を奢った「SE」、スポーツサスペンションなど走りを意識した装備の「S」、標準的な装備の量販グレード「XL」、ベースグレードの「DX」、廉価版の「スタンダード」というグレード構成になっていました。
2代目スターレットは前期型と後期型では同じP60系でも内外観の印象は大きく異なっています。
3代目スターレット
3代目スターレットの最量販グレードは充実装備のリーズナブルな実用グレードの「ソレイユ」となっていました。
また女性仕様には「リセ」というものがありました。
4代目スターレット
4代目スターレットの最終型では丸型ヘッドランプとなり、ホットハッチらしい風貌となりました。
そのほかに特別仕様車などの設定もあり、各グレードで内装や装備品が異なっています。
5代目スターレット
5代目スターレットはスポーティーな外観となり、3ドアのみラインナップされました。
ここで購入者の声を見てみましょう。
歴代のスターレットのどれもがデザインがかっこいいと評価されていました。
トヨタがこだわったレースにも使える乗用車の評判は上々なようです。
実際にレースなどで見ても、トヨタが生み出した小さなスポーツカーであるスターレットはその小さなボディからは想像もできないような走りをするため、カッコよさが上乗せされるような気がします。
次はトヨタのスターレットの価格を見ていきます。
歴史が長い分、文献が見つからないこともありますが、わかる範囲で紹介します。
わかった範囲での紹介となりますが
1989~1996年の価格は61~149万円です。
1996~1999年の価格は73~159万円です。
いかがでしたか。
スターレットはトヨタが誇るレーシングマシーンと言っても過言ではありません。
初代からガンガンとレースやジムカーナに参戦し、その存在をいかんなく発揮してきました。
現在でも、トヨタのスターレットでサーキットを走っている方は多く存在し、パーツやエンジンの換装など多くの情報が飛び交っています。
あの小さなボディでガンガンサーキットを攻めている姿は一見の価値ありです!
トヨタ車のファミリーカーとしては少しコンパクトですが、それでもトヨタ車らしい走行性能、燃費性能、乗り心地であるため、ファミリーカーとしても問題なく使えそうです。
トヨタのスポーティな車、歴代のスターレットをお探しの方、購入を検討中の方は、ぜひトヨタのスターレットの詳細を参考にしてみてください。
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