コンセプトは”青リンゴ”。三菱自動車初のFF車「ミラージュ」の歴史
2015/11/14
MIYAKO.K
三菱GTO、全長4,600mm×全幅1,840mmのどデカボディに、280ps/43.5kg・mを発生する6G72V型 6気筒 2972cc DOHC24バルブ エンジン+(ツインターボ・ツインインタークーラー)を搭載して登場。三菱GTOの迫力を検証する。
GTOは、三菱自動車工業が1990年10月から2000年8月まで生産していた、ファストバックボディのスポーツクーペです。
ここでは、1998年8月発売の最終モデルについて紹介します。
三菱GTO
全長×全幅×全高:4600×1840×1285mm
ホイールベース:2470mm
乗員定員:4名
最少回転半径:5.7m
グレード展開はシンプルで、「ツインターボ」、「ツインターボMR」とNAモデルの「SR」の3グレードをラインアップ。
三菱GTO
それでは三菱GTOの性能、デザイン、乗り心地と価格についてッ順次紹介していきます。
まず、三菱GTOの性能について紹介します。
全長4.6m、全幅1.84mのボディにV6 3Lエンジンを横置き搭載、ツインターボ仕様は280馬力、NAが225馬力を発生する。駆動方式はフルタイム4WD。組み合わされるミッションはターボが6MT、NAが5MT/4AT。
6G72型エンジン+(ツインターボ・ツインインタークーラー)
V型6気筒DOHC24バルブICツインターボ
総排気量:2972cc
最高出力:280ps(206kW)/6000rpm
最大トルク:43.5kg・m(426.6N・m)/2500rpm
6G72型エンジン
V型6気筒DOHC24バルブ
総排気量:2972cc
最高出力:225ps(165kW)/6000rpm
最大トルク:28.0kg・m(274.6N・m)/4500rpm
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リヤがダブルウイッシュボーンでツインターボは電子制御となっている。
ツインターボは4WSを標準装備。MRはスポーツチューンドサスペンションを装着し、4WSは未設定。ツインターボ系のリヤデフにはビスカスLSDが標準だが、オプションでハイブリッドタイプを装着することも可能。
ブレーキは、4輪ベンチレーテッドディスク。
三菱GTOの性能について、ユーザーの声を紹介します。
三菱GTOの良い点として「加速が良い」、「安定感がある」、「エンジン音が気に入っている」と評価されています。
一方、不評な点としては「小回りが利かない」、「燃費が良くない」、「トラブルが多いし、交換部品を探すのが大変」があがっています。
三菱GTO
「V6でツインターボというモンスターマシンですごく加速もいいのですが、以外に運転がしやすいんです。」
「低回転からトルクがあり、加速も不満を感じません。迫力のあるボディ・デザインで格好良いと思います。」
「他にはない独特の外観がお気に入りです。もちろん加速もよいですし、高めのエンジン音も気に入っています。安定感は抜群です。人は乗りませんが、意外と荷物もたくさん積めます。」
「とにかく速いですね。加速がよく、安定感抜群の走りを堪能できます。ハンドリングも良く運転していて楽しいと思えます、パワーも文句なしですし走行性能が高い。不満点は内装が少し物足り感じがしますね、小回りが利かないですし駐車はしにくいかな。」
「ほんと、よく走りますね。地をはうように、加速すればするほど地面に貼り付けられるようなアノ感じがたまりません。また、加速時のエンジン音がサイコーに気持ちいいんですよね。シビレちゃいます!」
「アクセルを踏んだ時のエンジン音が最高だし何よりかっこいい!最高走時に安定しているし、室内も高級感がある。」
「キビキビとアクセルワークにそって忠実に加速してくれるところがたまらないです。あと、高速走行になると地を這うような感じで走行性が安定するのが良いと思います。地面に吸いつけられる感じですかね。」
三菱GTO
「この手の車に、燃費、居住性、荷室の広さを求める方には向いていないと思います。小回りも良くありません。」
「先ずは燃費が悪いことです。スポーツカーなので仕方ありませんね。」
「覚悟して購入しているので気にはなりませんが、燃費はかかります。まあ、そこを求める車ではないので。」
「最初から期待はまったくしていませんけど、燃費が良くないので、経済性はまったくないですね。」
「燃費が悪い、税金が高い、トラブルが多いがそれを覚悟で乗り続けてしまう。」
「燃費性能が悪いのと替えのパーツ等探すのが少し大変です。」
三菱GTO
ここにあがっている好評な点、不評な点については、三菱GTOがスポーツタイプの車であること、生産終了から15年以上が経過していることを勘案すれば当然のことなのでしょう。ユーザーの皆さんも、そのことは重々承知しておられるようです。
三菱GTOのデザインと乗り心地について紹介します。
三菱GTOのエクステリア
全幅1,840mmは当時の車としては大柄な部類に入りますが、スタイリングはワイド&ローでスポーツカーらしいデザイン。
初期のリトラクタブルヘッドランプが最終型では、大型のギョロ目風のヘッドランプになっています。
三菱GTOのリヤビュー
1995年までの可変ウイングは廃止され、固定式で巨大なリアウイングが用意された。それにしても派手ですね。
三菱GTOのインパネ
運転席の写真です。シフトタイプは6MT。エアコンやカーステを配置する中央の上のダッシュボードにある小窓メーターは左が油温計で中央が水温計、右側の小窓はデジタル時計となります。インパネの配置は左側にタコメーターと右側にスピードメーターの配置となります。
三菱GTOのインテリア
三菱GTOのデザインと乗り心地について、ユーザーの声をお届けします。
三菱GTOの多くのユーザーは、気に入っている点として「とにかくデザインが好き」、「乗り心地はちょうど良い」と評価しています。
一方、欠点については「いろいろあるが気にしてません」というところのようです。
三菱GTO
「何よりデザインが素晴らしいです。色々な欠点もありますがデザインを考えるとその欠点は微々たる物です。」
「20年経っていてもなおかつ色あせない車で存在感が圧倒的です。まさにバブルの産物です!」
「いかにもスポーツカーなデザインかっこいいし後期になってフロントが更によくなりました。」
「洗練されたデザインまさにスポーツカーかっこよすぎます。万人に評価の高いデザインだと思います。」
「走りが良いのはスポーツカーなので当たり前としても、あの渋い赤色とそれが良く似合うスポーティーなボディラインが本当にかっこよいです。」
「走りも良いがやはり外観のデザイン。GTOファンでなくとも惹かれるカッコ良さがある。」
三菱GTO
「足回りは固めですがシートの出来がよく、乗り心地はちょうど良い感じになってます。」
「乗り心地がよく気に入ってます。」
「事情があってGTOを手放したのですが、どうしても乗りたくてもう一度購入しました。やはり見た目重視です。が、乗り心地もよいです。大人のツーリングカーだと思います。」
三菱GTOの価格について紹介します。
三菱GTO
SR:2,998,000円(5MT)、3,098,000円(4AT)
ツインターボMR:3,979,000円(6MT)
ツインターボ:4,323,000円(6MT)
三菱GTOについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。三菱GTOは、2000年8月で生産を終了しました。
三菱GTO
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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