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『ダイハツの軽トラ』といえばダイハツ・ハイゼット!調べました。

ダイハツ工業の軽トラ(軽貨物車)と言えば“ダイハツ・ハイゼット”ですよネ~!最近は農業女子の相棒として人気の車種です。調べました、ダイハツの軽トラ『ダイハツ・ハイゼット』を。その生い立ちから性能、歴史、価格・・・。軽トラを侮るなかれ、驚きですヨ・・・・?!

『ダイハツの軽トラ』って・・・・?!

ハイゼット(HIJET )とは、ダイハツ工業の軽貨物車(軽トラック)のことです。

ダイハツ ハイゼット

どこかで見たことのある、いわゆる見慣れた軽トラックですネ・・・・?!
このダイハツ・ハイゼット、兄弟車の乗用仕様車にはダイハツ・アトレーがあるんです。

ダイハツ アトレー

他に『軽トラ』は・・・・?

現在の日本国内には、『軽トラ』と呼ばれる車種はどのくらいあるのでしょうか・・・・?
調べて、、その簡単な紹介をしてみたいと思います。

≪ホンダ ACTY≫
●全長(mm):3395(全車共通)
●全幅(mm):1475(全車共通)
●全高(mm):1735
●荷台寸法(mm):長さ:1940(全車共通)
●荷台寸法(mm): 幅 :1410(全車共通)
●荷台寸法(mm):高さ:290
●燃料消費率(km/L):17.2
●廉価グレード参考価格:78万8400円

≪ダイハツ HIJET≫
●全長(mm):3395(全車共通)
●全幅(mm):1475(全車共通)
●全高(mm):1780
●荷台寸法(mm):長さ:1940(全車共通)
●荷台寸法(mm): 幅 :1410(全車共通)
●荷台寸法(mm):高さ:285
●燃料消費率(km/L):19.6
●廉価グレード参考価格:65万3400円

≪スバル サンバー≫
●全長(mm):3395(全車共通)
●全幅(mm):1475(全車共通)
●全高(mm):1780
●荷台寸法(mm):長さ:1940(全車共通)
●荷台寸法(mm): 幅 :1410(全車共通)
●荷台寸法(mm):高さ:285
●燃料消費率(km/L):19.6
●廉価グレード参考価格:65万3400円

≪トヨタ ピクシス≫
●全長(mm):3395(全車共通)
●全幅(mm):1475(全車共通)
●全高(mm):1780
●荷台寸法(mm):長さ:1940(全車共通)
●荷台寸法(mm): 幅 :1410(全車共通)
●荷台寸法(mm):高さ:285
●燃料消費率(km/L):19.6
●廉価グレード参考価格:65万3400円

≪スズキ キャリイ≫
●全長(mm):3395(全車共通)
●全幅(mm):1475(全車共通)
●全高(mm):1765
●荷台寸法(mm):長さ:1940(全車共通)
●荷台寸法(mm): 幅 :1410(全車共通)
●荷台寸法(mm):高さ:290
●燃料消費率(km/L):18.6
●廉価グレード参考価格:68万4720円

よく見てみると、この軽トラ達の中で何となくスペックが似ている車種がありますネ!
これはOEMの関係なのです。
OEMって知っていますか?
他社ブランドの製品を代行して製造して納めることです。

DAIHATSUのハイゼットはトヨタ・ピクシスへ、スズキキャリーは三菱へOEM納品しているので、実質同じ車なんです。

データを見ると軽トラックにはこのOEMされている車種に対して特にメーカ-独自の設定はされていないのがよく分かります。

『ダイハツの軽トラ』の概要

『ダイハツ・ハイゼット』は、1960年(昭和35年)11月に発売され、現在販売されているダイハツ車ではもちろんのこと、現行軽自動車の商標の中で軽トラックは55年、カーゴは54年と最も古い歴史を持っています。

なお、英語の綴り字は「HIJET」ですが、カタカナ表記は「ハイゼット」なのです。
名前の由来は、高性能を意味する「HI」と、超小型を意味する「MIDGET」をそれぞれ組み合わせた造語であり、ミゼットに対しより一層の高い性能を備えるクルマという意味合いが込められているそうです。

『ダイハツ・ハイゼット』の初代モデルは、ボンネットタイプのライトバンと軽トラックでしたが、2代目モデルからは、初代のボンネットタイプも併売されたものの、キャブオーバータイプのバンと軽トラックに変更されました。
さらに9代目モデルのバン改めカーゴからセミキャブタイプに変更され、現在に至っています。

ダイハツ・ハイゼット(初代)

初代 ハイゼット軽トラック L35
(左・前期型、右・後期型)

ハイゼットトラックは、2010年1月〜2014年12月までの5年連続で、日本国内で販売されているトラック(軽・小型・普通)の車名別年間販売台数で首位の座を維持しています。

『ダイハツ・ハイゼット』の歴史

初代

≪軽トラック≫
●L35型 1960年~1966年
●L36型 1966年~1967年
≪バン≫
●L35V型 1961年-1966年
●L36V型 1966年-1967年

ダイハツ フェローバン L37V

1960年11月
新発売。当初は軽トラックのみが販売された。
1961年5月
ライトバン(L37V)、パネルバン(L37V)販売。

ダイハツ 2代目 ハイゼットキャブ

1962年11月
エンジン改良。
1965年11月
一部改良。これに伴い水冷4サイクル・4気筒・800ccのOHVエンジンを搭載したニューラインが登場。
1966年10月
ZL型 空冷エンジン(L35系)から、全車、水冷2サイクル・2気筒のZM型エンジンへ変更、L36系となりました。
2代目ハイゼットキャブと併売され、フルモデルチェンジでフェロー(L37系)の軽トラックとバンとなりました。

2代目

≪軽トラック≫
●S35P型 1964年~1966年
●S36P型 1966年~1968年
≪バン≫
●S35V型 1964年~1966年
●S36V型 1966年~1968年

ダイハツ・ニューラインキャブ

1964年4月
フルモデルチェンジ。キャブオーバータイプに変更。名称はハイゼットキャブとなる。ただしボンネットタイプの初代モデルも併売。
基本ボディはトラックとバンの2種類。トラックは3方開きと一方開きで荷台高さが異なる。3方開きは平床で、一方開きは低床を採用しリアタイヤ部分が一段高い形状でした。
軽自動車初の4MTを採用しました。
水冷4サイクル・4気筒・800ccのOHVエンジンを搭載したニューラインキャブ登場。
1966年10月
空冷エンジン(S35系)から全車水冷エンジン(S36系)に。

4代目

≪軽トラック≫
S38P型(360ccモデル) 1972年~1981年
S38P型(550ccモデル) 1976年~1980年
≪バン≫
S38V型(360ccモデル) 1972年~1981年
S40V型(550ccモデル) 1976年~1980年

ダイハツ・ハイゼット(4代目)

1972年2月
フルモデルチェンジ(S38系)。
バンのリアドアは軽自動車初のスライドドアとなる。
トラックの荷台は全て平床となった。
1974年9月
マイナーチェンジ。フロントマスクの形状変更が行われたほか、360cc2サイクルのまま現行の黄色ナンバーに対応した改良を実施。キャッチコピーは「愛着のハイゼット360」。

S40 ハイゼット

1976年4月
550cc 4サイクル直列2気筒エンジンAB型搭載車(S40系)追加。キャッチコピーは「余力のハイゼット550」。
550ccエンジン車はバンパーが大型化され、全長がバンで100mm、トラックで50mm延長されています。

1979年4月
ハイゼット55ワイドのマイナーチェンジを受け、フロントグリルが黒色化され、フロントバッジがすべて「HIJET」に統一されたため、前方からは360ccか550ccかの見分けが付きにくくなりました。
1980年4月
550cc(S40系)生産中止。軽限定免許では新規格軽自動車の運転は認められないため、360cc(S38系)は、当時50万人ほどいたといわれる軽限定免許ユーザーのため、次世代550ワイドが生産を終了した後の、1981年8月まで継続生産されることとなりました。

5代目

≪軽トラック≫
S60P型
≪バン≫
S60V型

ハイルーフバン・海外仕様

1977年6月
4代目モデルのボディサイズを拡大した「ハイゼット55ワイド」として登場。キャッチコピーは「軽の新星」。

1979年4月
バンに乗用用途のカスタムEXを追加設定。
マイナーチェンジ実施。フロントスタイル、インパネを含めた内装を大幅変更。
1980年
バンにハイルーフ追加。

6代目

≪軽トラック≫
S65P型(2WD) 1981年~1986年
S66P型(4WD) 1983年~1986年
≪バン≫
S65V型(2WD) 1981年~1986年
S66V型(4WD) 1983年~1986年

ダイハツ・ハイゼット(6代目)

1981年4月
フルモデルチェンジ。バンのボディはハイルーフを前提としたデザインとなり、乗用(ナンバーは4ナンバー)のハイゼット・アトレーが派生。
バンはロールーフとハイルーフが存在し、既存の低床だけでなく平床仕様が新規に登場した。ハイルーフと低床を組み合わせると1200mmの荷室高がありました。

トラックは悪路対応としてローギアードオプション(4WD登場と同時に消滅)があった。トラックの低床仕様としてローデッキが存在しエンジン搭載位置をバンと同じ位置とし通常より荷台を低くしたモデルがあります。その風貌からハイゼットアトレーともども一部愛好家から「ハイゼットまゆげ」と親しまれています。
1981年8月
4代目S38(360cc)の生産終了。
1982年3月
4WD追加。型式は「S66」。
1983年10月
マイナーチェンジ。
ハイゼットジャンボ追加、オプションにクーラー追加。4WDにフリーホイールハブとフロントディスクブレーキ(メーカーオプション)を設定。

ここから9代目までは割愛します。

10代目

≪カーゴ≫
S320/330V型 2004年~2007年
S321/331V型 2007年~
≪軽トラック≫
S500/510P型(特装車含む) 2014年~

ダイハツ ハイゼット軽トラック“55th Anniversary ゴールドエディション

先行発売されたトラックに続き、カーゴにも誕生55周年記念特別仕様車「55th Anniversary ゴールドエディション」を設定し発売開始されました。
その他、特別防錆保証等の保全技術の充実やCD・AM/FMラジオ・AUX端子を筆頭に豪華さも増し、ドライブレコーダー・バックカメラ等の安全性向上、福祉車両・特装車販売などの多様性への対応と、数々の進化を遂げています。

『ダイハツ・ハイゼット』の新車価格

『ダイハツ・ハイゼット』の新車価格については、前述しましたのでここでは省略します。

『ダイハツ・ハイゼット』の中古車価格

ここでは、『ダイハツ・ハイゼット』の中古車価格を調べたいと思います。

国内の中古車価格掲載サイトを調べると、1社で1000台、2000台の『ダイハツ・ハイゼット』中古車登録が確認できます。

その中のいくつかを転記します。

≪ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 スタンダード≫
●本体価格:86.9万円
●年式:2016(H28)
●走行距離:7km
●車検有無:新車未登録
●排気量: 660cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式:2WD
●ハンドル: 右
●ミッション:  フロア4AT
●ボディタイプ: トラック
●乗車定員: 2名

ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 スタンダード

≪ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 エクストラ 3方開≫
●本体価格:94.0万円
●年式:2015(H27)
●走行距離:21km
●車検有無:2017(H29)年3月
●排気量: 660cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式:2WD
●ハンドル: 右
●ミッション:  フロア4AT
●ボディタイプ: トラック
●乗車定員: 2名

ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 エクストラ 3方開

≪ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 スタンダード 3方開≫
●本体価格:68.5万円
●年式:2015(H27)
●走行距離:20km
●車検有無:2017(H29)年1月
●排気量: 660cc
●エンジン種別: ガソリン
●駆動方式:2WD
●ハンドル: 右
●ミッション:  フロア5MT
●ボディタイプ: トラック
●乗車定員: 2名

ダイハツ ハイゼット軽トラック 660 スタンダード 3方開

という感じでした。

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