コンパクトなクロスオーバーSUV。ホンダ・ヴェゼルの中古情報まとめ
2016/09/14
Nor.M
ホンダという名を汚すことなく、多くのユーザーから信頼を受け続けるホンダ。ホンダがホンダであるという揺るぎない精神が生み出した軽トラックとは、果たしてどのような軽トラックなのであろうか?!今回は何事も妥協しないホンダの熱意が込められた軽トラを探ってみましょう!
バイクメーカーで皆さんご存知の「ホンダ」は1962年の東京モーターショーで初の4輪車市場へのスタートを切る。
スポーツカーS360とS500、そして軽トラックのT360を展示し、4輪車市場への進出を図っていたのだが、S360は軽自動車でのスポーツカーは望ましくないという結果から中止となってしまう。
そしてエンジンだけが継承する形で軽トラックへと受け継がれるのでした。
この時、国が今後新規自動車メーカーを認めないとする方針もあり、ホンダは急ピッチで四輪メーカーへの参入を急ぐ必要があった。
ホンダの4輪車市場へのきっかけは軽トラックだったのだ!!
当時の四輪市場の技術は、まだまだ団栗の背比べといえる時代ではあったが、その中でもホンダは他社を圧倒させるエンジン技術があった!
その時期の軽自動車の馬力は15馬力程度だったにも関わらず、ホンダのT360は倍の30馬力もあり、しかも最高で時速100kmで走行することが出来たというのですから驚きです!!
ホンダの軽トラックが人気になるのが分かりますよね!
Honda初の四輪車はハイメカ軽トラック
このT360最大の特徴は、何といってもエンジンだろう。排気量はわずか354ccながら、水冷4サイクル並列4気筒DOHCと、まさにレーシングカー並みのハイメカニズムが与えられていたのだ。
奥さんの自転車にエンジンをつけて楽にしてあげたいという本田宗一郎の発想から生まれたエンジンに関しての想いは相当強かったのでしょう。
思いやりの心から生まれたホンダという名のエンジンだからこそ、独自の視点と発想でこのような素晴らしい軽トラックが出来上がったのだと言っても過言ではないでしょう!
そしてここからホンダは軽トラックで培った技術で快進撃を続ける。
ホンダ 軽トラ 旧車
貴重なホンダの軽トラック・T360の元気な姿!!
ホンダ・TN360
1967年に登場。エンジンは空冷 4ストローク 直列2気筒SOHCで最高出力は30PSだった。
1969年にはT360で設定されていた、後輪をクローラに変更するスノーラを追加。
アメリカンタイプのような軽トラックから見慣れたタイプの軽トラックへとボディの構造が変わっています。
以後、ホンダはこのタイプの軽トラックを基準に作られていく。
TNIII(1970-1972年)
マイナーチェンジされ、車名をTNIIIと変更。
ホンダ・TN-V
ヘッドライトが縦並びの丸形4灯式に変更される。
T360から続いていた大きなトレードマークである「H」がHONDAのロゴに変更された。
ホンダ・TN-7
1975年、昭和50年に排出ガス規制があり、車名をTN-7に変更となるが、1977年に販売が終了となってしまう。
ホンダ TN-V スーパーデラックス (青) ミニカー
昭和の車って味があって好きなんですよね!
どこか懐かしく、可愛い雰囲気があって軽トラであってもインテリアにも良いと思います。
ちゃんと荷台の幌も外せてしっかりとした作りになっているようです。
軽トラックを使ったジオラマ制作なんかも楽しそうです!
ホンダ・アクティ
斬新なデザインこそは無いものの、そこは安心のホンダ!
常に働く人のことを考えたストレスのないエンジンと扱いやすさを求めた軽トラックらしい軽トラックです。
アクティは、T360、TN360、TN-V、TN7と続いてきたホンダの軽トラックの後継機種として1977年7月27日に発売されたもので、実に35年間にも渡る長い間発売されてきた軽トラックです。
35年間も働く人々を支え続けているホンダの軽トラ!やはりホンダという名がどれほど多くのユーザーの心をとらえて離さないかが分かりますね。
昭和の軽トラック人気を独り占めしていたホンダではあったが、最近では他社のメーカーにその人気を奪われているようである。
激動の時代を駆け抜けたエンジンの先駆者ホンダ。
現在では様々な分野に視野を広げ、車から飛行機にいたるまで活躍を続け、多くの人々の生活をより楽しくより便利になるよう努力を続けているようです。
軽トラックから始まったホンダ伝説はこれからどう進化していくのでしょうか?
現在では低迷しているホンダの軽トラ人気ですが、今後の軽トラに対するホンダのアイデアに注目したいところです。
最後までご覧頂き、有難う御座いました!
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