2016/08/29
mana--bee
マークⅡはトヨタから販売されたセダンで1968年から2004年までの36年間走り続けてきました。そんなマークⅡの最終型となる9代目 X110型の内装やインテリアを紹介します。マークⅡの集大成となる最終型の内装・インテリアはどのようなものなのでしょうか。
本題の内装・インテリアの紹介の前に軽くマークⅡがどんな車なのかを紹介したいと思います。
最終型マークⅡは歴代で最も背の高いボディ、厚みのあるヘッドライト、テールライトが歴代の横長型から一転して縦長になるなどにより歴代で最もボリュームあるデザインといえます。
最終型マークⅡは室内が広くなり、内装にも高級感がある事が高評価される一方で、販売台数は100系以前ほどの成功を収めることはなかったと言われています。
グレード名には全車「グランデ」が付けられ、旧グランデ系はターボ搭載の「2.5グランデG-tb」「2.5グランデG」「2.5グランデ」「2.0グランデ」で、3.0Lは廃止されました。
スポーツ系のツアラーの呼称は廃止され「グランデiR-V」と「グランデiR-S」という呼称に変更になりました。
エンジンは、1G-FE(VVT-i)・1JZ-FSE(VVT-i)・1JZ-GE(VVT-i)・1JZ-GTE(VVT-i)のラインナップで、5速MTは2.5グランデiR-Vにのみ設定されています。
では、本題の最終型マークⅡの内装・インテリアを見ていきましょう。
マークⅡ 内装・インテリア
最終型のマークⅡの内装には随所にウッドパネルが使われているため、非常に高級感がある内装に仕上がっています。
100系のマークⅡと比較しても、内装の高級感は最終型である110系のマークⅡのほうがはるかに上なようです。
マークⅡの内装はグレードによって少し変わっていて、iRシリーズはブラックに統一され、赤味がかった木目調パネルが、いかにもといったスポーティーさを醸し出しています。
一方でグランデ系は、ライトブラウンが基調で木目調パネルはキャラメル色。これがラグジュアリーな雰囲気をグンと高めています。
マークⅡ 内装
後席中央のトランクスルー部分にスライドドアと、トランク奥に小箱を設けたことで、後席からトランクの荷物が容易に取り出せるので便利です。
マークⅡ 内装
標準装備されているDVDナビの道路情報とアクセル操作と連動して自動的にシフト制御を行うシステム「NAVI・AI-SHIFT」が搭載されています。
視認性の高い位置に設置され、利便性を追及しているものの、木目調パネルが内装の高級感を壊さない、そんな作りになっています。
次はマークⅡの内装やインテリアの機能や収納を見ていきます。
マークⅡ 内装
ダッシュボードの収納部は大きく開口し、外からは見えないため、紫外線に弱いものなどを収納するのにも便利です。
マークⅡ 内装 センターの収納
運転席と助手席の間にある収納ボックスがあり、よく使用する小物などが収納でき信号待ちなど隙間時間で出し入れすることができます。
マークⅡ 内装
ドアポケットには大きな収納があり、地図などが楽に入るので、割と大きな荷物や分厚いものでも入れておけます。
マークⅡ 内装
前席のドリンクホルダーは開閉式で、使用しないときにはふたを閉じておくことで平面化し、内装の高級感が出ています。
ここで、最終型マークⅡと先代までのマークⅡを比較してみたいと思います。
最終型マークⅡはどこが変わったのでしょうか。
最終型マークⅡ
マークⅡとしての最終モデルとなったX110系は、それまでの4ドアハードトップから、クラウン(S170系)と共通シャシの4ドアセダンに移行しました。
さらには姉妹車であったチェイサーとクレスタが廃止となるなど、最終型マークⅡと先代マークⅡではボディタイプも違えば、姉妹車の有るなしも違いました。
8代目マークⅡ
最終型マークⅡは先代までに比べ、室内も広くなったと言われています。
セダンになったことで、高級感もプラスされたようです。
ここで最終型マークⅡの内装・インテリアの評価を見ていきたいと思います。
最終型マークⅡの内装・インテリアはどのように評価されているのでしょうか。
このように内装・インテリアの質感もよく、乗り心地もいいようですね。
今回は内装・インテリアに焦点を当てて紹介してきましたが、そんな最終型マークⅡの価格は一体いくらだったのでしょうか。
マークⅡは特別仕様車も含め、かなり細かくグレードが分けられているため、オーソドックスなグレードである、グランデとiRの2つを紹介したいと思います。
2.0L 2,467,500円
2.5L 2,866,500円
2,562,000円
以上、最終型のマークⅡの内装・インテリアのご紹介を致しました!
車のスペックはもちろんですが、乗った際の気分を決める内装・インテリアも購入の際には大事なポイントのひとつとなるはずです!
これを参考に一度、トヨタマークⅡに試乗してみてはいかがでしょうか?
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