2015/11/09
showta14
トヨタのIMVプロジェクトから生み出されたミッドサイズSUVフォーチュナー!いかにもSUVらしい力強い外見を裏切らない安定した走りでどんな悪路も走り抜けるトヨタのフォーチュナー!SUV車ファンに注目されているトヨタのフォーチュナーについて、まとめてみました!
まずはトヨタのフォーチュナーがどういう車なのか、詳しく紹介します!
トヨタのフォーチュナー
フォーチュナーの魅力と言えばやはり、この見るからにタフそうなボディでしょうか。ボディカラーも渋めで、よく似合ってますね。
トヨタのフォーチュナーは、トヨタ自動車が製造するミッドサイズSUVです。
2002年、トヨタ自動車は、1つのプラットフォームを共有しながらも世界の新興国の多様なニーズに合わせて自動車を生産するという、新興国市場をターゲットとした「世界戦略車プロジェクト」を発表しました。
これを「トヨタIMV(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル)プロジェクト」といいます。フォーチュナーは、そのトヨタIMVプロジェクトから生み出されました。
トヨタのフォーチュナーのプロジェクト車種名はIMV-IV(もしくはIMV-4)。タイで2005年1月、南アフリカで2005年4月、アルゼンチンで2005年10月、さらにエジプトで2012年4月から生産されるようになりました。そうしてアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、中南米、中近東の新興国市場へと輸出・販売されています。
販売名は地域で異なっており、東南アジアや南アフリカではそのままフォーチュナーで通っていますが、ブラジルやアルゼンチンでは「ハイラックスSW4」という車名で販売されています。
実際フォーチュナーは、ラダーフレーム構造のピックアップトラックで、ハイラックスとプラットフォームを共有しています。
トヨタのフォーチュナー
道幅があまり広くない日本では、ミッドサイズSUVはそれほど需要が見込めないと言われていますが、道路事情が良くない事が多い新興国では、不整地に強いタフなSUV車が求められるのだそうです。
それでは、これからトヨタのフォーチュナーについて、実際にどんな車なのか紹介していきます!
まずはトヨタのフォーチュナーの性能について見ていきたいと思います!特にフォーチュナーはSUV車なので、走行性能などは要チェックです!
フォーチュナーの走行性能!
トヨタのフォーチュナーのパワーはどれほどのものか?
トヨタのフォーチュナーにはディーゼルモデルがラインナップされており、ローレンジ付きの4WDシステムが備わっています。エンジンは2.8Lの4気筒ターボ1種類、トランスミッションはMTかAT、どちらかを選ぶようになっています。
トヨタのフォーチュナー
トヨタのフォーチュナーの最低地上高は279mm!水深700mmの川を渡る事も可能です!
トヨタのフォーチュナーに搭載されている2.8Lエンジンは低回転域でのパフォーマンスが高く、45.9kgf・mという大トルクがわずか1600rpmで発揮されるので、加速が簡単にかかり、登り坂も苦になりません(MTモデルは42.8kgf・m/1400rpm)。
リアサスペンションはコイルスプリングが採用されていますが、シャシはハイラックスと共通なのでオフロード性能も高いです。低速オフロード走行用の4Lモードもあります。
さらにトヨタのフォーチュナーのサスペンションは悪路をものともせず、タイヤが1つ浮くような事があってもトラクションコントロールが働いて、滞りなく進む事ができるのです。
泥道や雪道など、トラクションがさらに必要な時はリアデフロックが使用可能、最大牽引重量は何と3000kg!また、トヨタのフォーチュナーのボディ下の装甲はハイラックスと共通で、重要な部品をしっかり守ります。
このようにトヨタのフォーチュナーは堅牢で実用性も高い、有能なSUV車なのです!
それでは、実際にフォーチュナーに乗っている人の声をいくつか紹介します。
フレーム付きシャシーのフルタイム4WD車であるため車両重量は2トン級となってしまいかなり重いが、余裕のトルクによって力強い走りが得られる。吹け上がりのフィールもまずまずのものだ。
やや硬めの乗り心地は決して悪くはないが、ステアリングのフィールなどは乗用車というよりはトラックの感覚。シャープなステアリングフィールにすれば良いというわけではないが、もう少しあいまいさを消して欲しい感じだった。
結論から書くと、極めて普通のSUVという感じ。ここで「何だ」と思ってはいけない。日本での「普通」を新興国の基準に当てはめれば「凄く良い!」。実際、フォーチュナーは日本の貨幣価値から考えれば1200万円くらいの高級車。
タイでも優れた品質と、信頼性、乗り心地が高く評価されており、兄弟車の「ヴィーゴ」(ピックアップトラック)など、それまで圧倒的なシェアを誇っていたいすゞの「Dマックス」という競合車を完全に喰ってしまったほど。
新興国市場向けに生み出されたトヨタのフォーチュナー。その性能と品質は見事にニーズに応えているという事が、この評価からもよく分かります!
次に、トヨタのフォーチュナーのデザインや乗り心地を紹介していきます!性能以外で重視すると言ったら、やっぱりここ!?
トヨタのフォーチュナー
海外向けに生産されたため、日本で人気の車とは大分趣の異なるトヨタのフォーチュナー。
トヨタのフォーチュナー
後ろ姿はこちら。リアは意外とスッキリしたデザインです。
トヨタのフォーチュナーの内装
ミッドサイズSUVなので、ゆったりとした空間が確保されています。
トヨタのフォーチュナー
新興国では高級車として販売されているだけあって、インテリアなどの装備の充実度は高いです。
トヨタのフォーチュナー
重厚感もありながら、スタイリッシュなデザイン!
それでは、実際にトヨタのフォーチュナーに乗っている人の、フォーチュナーのデザインや乗り心地についてのコメントを紹介します!
室内へ乗り込む際は、地上高が高いためサイドステップを利用しつつドアのグリップを握って登るように乗らないといけませんが、SUV好きの私としては、その乗り方が好きだったりします。笑
運転席へ座ってみると、視点が高くて見晴らしが良く、最近流行りの三角窓(?)もないため、レガシィや3シリーズと似ており、巨大なサイズを感じさせない取り回しの良い車でした。
室内はさほど広くはないのだが、2列目シートには十分なスペースがある。ヘッドルームも適度にあるし、レッグルームも大人が普通に座れるくらいはある(シートはスライドも可能だ)。ただし、中央席はクッションが高くなっているため頭上空間が犠牲になっている。
3列目シートは折り畳みの手法が古典的だ。最近は簡単にシートをフロア下に格納できる車も多いが、フォーチュナーは両サイドに跳ね上げてクリップで固定する方式をとっている。
フレーム付きシャシーをベースにするため、運転席に乗り込むのは少し大変だが、全幅が1,845mmと大きいのでインテリアもゆったりした空間が確保されている。本革シートやナビゲーションなど、装備の充実度も高い。
路面コンディションの良い街中なら、1200万円の高額車にふさわしい静粛性や良好な乗り心地、十分な動力性能を実現しているからタイしたもの。もしタイに住んでいたら、フォーチュナーを買うかもしれないなとさえ思う。
それでは、いよいよお値段の紹介に移ります! これだけの魅力を持ったフォーチュナー、果たしておいくらなのでしょうか!
トヨタのフォーチュナー
タイでは高級車として販売されているフォーチュナー。果たしてそのお値段は・・・?
日本では販売されていないトヨタのフォーチュナーのお値段は、タイの販売価格で以下の通りです。
・119.9万バーツ(グレードやオプションによって変わります)
※日本円にすると、約772万円だそうです。
トヨタのフォーチュナー
重厚かつスタイリッシュなデザインが良いですね!
いかがでしたでしょうか!トヨタのフォーチュナーの魅力を紹介してきました。これだけの魅力があれば、新興国市場で人気があるのも頷けますね!
残念ながらトヨタのフォーチュナーは海外向けの車で、日本販売の予定は今のところありません。ですから、もし機会があれば、ぜひ試乗してみる事をおすすめします!実際に体験する事で気づける魅力が、この車にはきっとあります!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。
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