愛車に付いた気になるキズを修理してみましょう!直し方は色々!
2016/04/30
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駐車場に置いていて、車の下に液だまりがあるのを見つけたことはないですか?エアコンによるものならいいのですが、これが冷却水だった場合、いち早くラジエーターの修理をする必要があります。今回はラジエーターの修理や交換に関する情報をまとめてみました。
今回はラジエーターの修理に関する情報をまとめるのですが、そもそもラジエーターとは一体どういうものなのでしょうか。
まずはラジエーターに関して簡単にご紹介したいと思います。
ラジエーターは液体や気体の熱を放熱する装置で、冷却水や潤滑油の冷却に用いられる場合や温水や蒸気を熱源とした暖房に用いられる場合があります。
多くの熱が発生する車にラジエーターは欠かせない部品となります。
まずはラジエーターの修理で一番多い、水漏れに関する情報をご紹介します。
駐車場で、あれ?車の下に液だまりが?なんて経験がある方も多いでしょう。
そんな場合の修理など、ラジエーターの状態をご紹介します。
ラジエーターの故障や修理で一番多いのは、水漏れではないでしょうか。
水漏れにも様々な原因がありますが、修理をするならば、漏れている個所と原因を特定することが大切になります。
車の下に冷却水がたまっていたりする場合にはすぐさま原因の箇所を特定し、修理する必要があります。
液漏れの発生しやすい場所には「ラジエーター本体」「ラジエーターホース」「ウォーターポンプ」などが挙げられます。
ラジエーター本体から漏れている場合の修理は市販の漏れ止め剤、ホースから漏れている場合の修理は専用の補修テープなども有効ですが、応急処置で修理した後は必ず整備工場で診てもらいましょう。
また修理した後は冷却液の残量をチェックし、不足している場合は冷却液を補充します。
冷却液が徐々に減っているケースでは、漏れている箇所の特定が困難な場合があります。
その場合も整備工場でラジエーター周りを点検してもらいましょう。
放置しておくとオーバーヒートしたり、そのほかの不具合を招く原因となります。
次に考えられるラジエーターの修理がコア内外のつまりです。
詰まり方や詰まった個所によっては修理では対応できず、交換になる場合もありますが、どのような原因で詰まるのかを見ていきましょう。
コア内部のつまりの原因としては、クーラントの固形化や水垢やさびなどの固形化、オイルやカーボンの混入、ラジエーターの水漏れ防止剤が内部で固形化するなど、様々な原因が挙げられます。
水漏れ防止剤が原因になる場合もあることがわかりましたね。
コア外部のつまりの原因としては、草や土が詰まる、融雪剤によるつまりと腐食、潮風や農薬などによる腐食などが考えられます。
フィンのつまりは洗浄によりある程度とれますが、ルーバーの汚れはなかなか取れないため、修理ではなく交換という形になります。
最後に修理では対応できない場合の症状をご紹介します。
修理可能なケースもあるようですが、そうでない場合もあるようで、かなりケースバイケースになるようです。
ラジエーターはどのような症状の時、修理ではなく交換という形になるのでしょうか。
洗車時にカーワッシャーでグリル内部を洗浄した時にフィンを潰してしまいオーバーヒートする事が、中型車、大型車に多く見られます。
また、事故などでフィンを潰し放置した場合も風の抜けは悪くなります。
豪雨などで水溜りを走る場合、水圧でコアが押されファンに当たり、コアが傷つくことがが多々有ります。
酷い時にはチューブまで傷つけてしまい、水漏れを起こす事もあります。
フィンの一つ一つを起こす修理も可能なようですが、完全に綺麗にするのは難しいでしょう。
ラジエーターは7年位で寿命を迎えると言われています。
特にアルミラジエーターの場合は放熱が急速に落ちるため、コアを取りかえるか新品にする必要があります。
LLCが劣化している場合、ラジエーター内部に錆が出ている可能性があります。
もともと黒色なので、変色している場合は点検することをオススメします。
日産車、マツダ車、スバル車、ミツビシ車の一部車両は、色が変わらず解りにくいものもありますので要注意です。
オーバーヒートをさせてしまったラジエーターの寿命は著しく低下します。
内部に水玉のようなものができて、そこから皮膜が剥がれて、冷却水の漏れの原因になります。
このように修理だけでは対応しきれない故障もありますので、車の調子が悪かったり、水温が上がりすぎる場合はラジエーターを診てもらうのがいいでしょう。
いかがでしたか。
ラジエーターは修理よりも交換するという方が多いのですが、液漏れの場合で原因が特定しやすい、修理しやすい場合は修理で対応する方が多いのが実際です。
ラジエーターは車になくてはならない部品ですので、液漏れやつまりなどの修理は早め早めに行っておきましょう。
何度修理してもダメな場合は潔く交換するのもいいですね。
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