大人気ミドルクラスSUVハリアー！維持費と維持費を抑える方法とは？

維持費や、維持費を抑える方法に入る前に、国内のミドルクラスSUVの中で根強い人気を誇るハリアーですが、ハリアーとはどのような車なのか簡単にご紹介します。

ハリアーは高級感のあるミドルクラスSUVとして独自のポジションを築き、特に二代目は１０年にわたって根強い人気を誇りました。このままフェードアウトしてヴァンガードが後継モデルになるはずでしたが、ヴァンガードが振るわなかったため三代目として新型ハリアーが登場しました。

新型ハリアーのインテリアはいかにも高級SUVを感じさせ質感に満足を味わえるインテリア空間を備えています。外観デザインは水平基調のプロポーションを採用し、これまでのハリアーの良い意味で力の抜けたデザインと高級感を継承しています。

三代目ハリアーになり、ボディサイズやエンジン排気量は日本国内専用になったこともあり小さくなり取り回しやすさや燃費に貢献しています。また、ハイブリッドモデルも追加されています。

そんなハリアーの燃費はどれくらいなのでしょうか？
ハリアーの燃費を見て行きたいと思います。

【ハリアー燃費】
・ハリアー ハイブリッドモデル　21.8km/L（JC08モード）
・ハリアー ガソリンモデル　15.2km/L（JC08モード）

ダウンサイジングも手伝ってハリアーは非常に低燃費です。ハイブリッド、ガソリンモデル共にエコカー減税の対象になっています。

さて、減税対象にもなっているエコな高級SUV、大人気のハリアーの価格はいくら位でしょうか？

【ハリアー価格】
・2,992,114円

ハリアーの概要をひと通り見たところで、次は本題となるハリアーの維持費を見て行きたいと思います。

ハリアーの維持費としてかかるのは

・自動車税（毎年５月支払い）39,500円-45,000円/年
・自動車重量税（２年毎の車検時に支払い20,000円）10,000円/年

・自動車保険(自賠責保険24ヶ月27,840円）　13,920円
・自動車保険（任意保険）

・点検や車検に関する費用
・オイル、タイヤ交換などのメンテナンス代

・ガソリン代、駐車場代、高速料金等

このように並べてみると、ハリアーの維持費として・税金・保険・整備費用・交通費等がかかるのがわかります。

次は維持費の各項目をすこし詳しく見てゆきましょう。

維持費を考える上で注意が必要なのが自動車税です。ハリアーの場合、ハイブリッドは2.5L、ガソリンは2Lエンジンを搭載していて、ガソリン39,500円-ハイブリッド45,000円と自動車税が異なります。

ガソリンモデルは旧型よりもエンジンサイズが小さくなりましたので、その分自動車税も安くなり、維持費も下がりました。

この自動車税の違いにより一年あたりの維持費も変わってきます。

次に、必ず必要なガソリン代を見てみることにしましょう。

自動車に乗れば、必ず必要なガソリン代。ハリアーはレギュラーガソリン仕様なので懐にやさしいですね！

ハリアー　ハイブリッドモデル 96,330円
ハリアー　ガソリンモデル　138,158円

（燃費ハイブリッド21.8km/L　ガソリン15.2km/L 年間走行距離15,000km　ガソリン価格140円/Lにて試算）

年間で結構な金額になりますね。維持費の中で大きな金額を占めることになりそうです。

その他の費用もさらっとおさらいしてみましょう。

任意保険は、運転者の年齢や制限、車両保険などによりかなり異なります。また、雪国に住んでいる方はスタッドレスタイヤも必要になりますね。車検時には、上記の自賠責保険と自動車重量税を支払い、加えて整備費用が必要になります。この整備費用はユーザー車検からディーラーの車検まで、かなり幅が出てきますね。

このように、車は購入費用だけではなく、維持費もかなり必要になりますね。

さて、先ほど調べたように、車は購入時だけではなく維持費も多くかかります。車が大きくなればなるほど、維持費も高くなる傾向にあります。そんな維持費を安く抑える方法を考えてみます。

今回は、ハリアーの維持費の抑え方に着目して、維持費を安く抑えるコツを見て行きましょう。

ハリアーはハイブリッドのほうが大きなエンジンを積んでいます。ですので、エコカー減税期間が終了後はハイブリッドのほうが自動車税が年間5000円程高くなりますね。また、ガソリン代はハイブリッドが3割ほど安くなります。ですので自動車税の分はガソリン代で回収できますね。

また、ハイブリッドのほうがリセールが有利という点も見逃せません。

車の購入費用は高くなるものの、維持費はハイブリッドのほうが安くなるということができます。

ガソリン代は維持費のなかで大きなポイントを占めています。エコドライブの心がけはとても大切ですが、きちんと実践するのはなかなか難しく、勘違いしている方も多いと聞きます。

それでは、そのコツを見てゆきましょう。

最も多い勘違いは、ゆっくり走るというものですが、これは実は効率が良くありません。

基本は急加速急停止をしないでスムーズな運転をすることになります。車は発進時に大きなエネルギーを使うので、おだやかにアクセルを踏むことを心がけたいものです。ブレーキを足から離してタイヤがゆっくりと動き始めますが、この力を活かしてアクセルに足を載せておくようなつもりでちょっとづつ踏み込んで加速してゆき、発進から５秒後に時速２０キロに到達することを目安にしましょう。その後目標の速度に加速してゆきます。流れに乗ったあとも加減速を穏やかにするために、車間距離を保ちアクセルワークで速度を制御するように心がけると良いでしょう。

また、不要なものは積まないようにして、エアコンの適切な利用も心がけたいところです。特に、暖房のみ必要なときはエアコンスイッチ（A/C）をOFFにしましょう。タイヤの空気も徐々に抜けてゆくので定期的に空気圧も確認したい点です。

さらに、燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、エコドライブの効果が実感できてさらに維持費を抑えることにつながってゆきます。

維持費を抑える上でガソリン代と並んで大きなポイントを占めているのは自動車保険料（任意保険）です。ハリアーの自動車保険料は、運転者の年齢や保険の適用範囲、等級、車両保険などによりかなり異なります。年間数万円の人もいれば、年齢制限なしで車両保険にも加入すれば、10万円を超える人もいます。

自動車保険料を安くするためには、契約を定期的に見直すことが大切です。結婚して配偶者も運転する・誕生日がきたなどの運転の年齢制限に関する変化、転職・転勤してして通勤に車を使わなくなったなどの使用目的の変化、車が古くなってきたので車両保険は要らなくなったなどの保証内容の変化などで自動車保険料も上下します。

適切な保証を得るため・無駄な保険料を払わないようにするために、定期的な見直しをすると思わぬところで維持費を抑えることができるかもしれません。

また保険会社によっても保険料が変わってきます。保険内容がよくわからない人は、代理店で対面式の契約が良いでしょう。ネット保険を検討する人は、保険についての知識がある程度必要になりますし、保証内容に漏れがないか良く確認しないと思わぬ落とし穴があるかもしれません。必要な保障を得ながら維持費節約をするためにも、保険会社は上手に選びたいですね。

さらに安全運転で無事故なら、１年ごとに自動車保険料もお得になってゆきます。新規で6等級からスタートして14年間無事故ならば63％割引になり、維持費がぐっと抑えられます。日頃から安全運転を心がけたいですね。

ハリアーという車の概要、ハリアーの維持費がどれくらいで、知っていること、実践することでどのくらい維持費を節約できるかイメージできたでしょうか。購入前に知っておくことで、急に大きな維持費が降りかかってきてびっくりするということもなくなると思います。

モデルの選び方は人それぞれニーズがありますから、ハイブリッドやガソリンはどちらがいいというのは一概に言い切れない点がありますが、エコドライブや安全運転によるエコドライブは心がけ次第で実践可能です。エコドライブや安全運転は、維持費を抑えるというためだけではなく、社会的にも意義があることですので、ぜひ心がけてゆきたいですね！