ドライバー憧れの的!ランボルギーニの新型車について知っておこう!
2016/11/21
zx900a2
生産終了したマクラーレン MP4-12Cの新型モデルと言われるマクラーレン 650S。発売されるやスーパーカーファンのみならず、メディアからも喝采を浴びています。その新型650Sの魅力を、またMP4-12Cとの違いなどを検証してみましょう。
新型650Sとはどんな車なのか、簡単に説明しましょう。
先代モデルのマクラーレン MP4-12Cはワンピース構造のカーボンボディを採用し、パワートレインには3.8L V8 ツインターボが搭載され、最高出力 600馬力、0-100km/h加速 3.1秒、最高速度 330km/hを誇るスーパーカーです。2011年から年間1000台の規模で生産開始されましたが、2014年4月に生産終了の決定が発表されました。
MP4-12Cの生産終了と前後して発売された新型650Sは、ほとんどのパーツがMP4-12Cと共通で、新たに開発されたパーツは25%に留まります。パワートレインもチューンアップされてはいるものの、MP4-12Cと同じM838T型エンジンを搭載しています。
新型650SをMP4-12Cのチューンアップ版と捉える向きもありますが、ボディ、エンジン、サスペンション等に大幅な改善が見られ、新型650SはMP4-12Cをベースにした、新しい車と見る方が適当だと思われます。新型650Sはメディアや各方面からも評価が高く、今後のマクラーレンの主軸車になると言われています。
新型650Sのパワートレインやスペックはどのようなものか見てみましょう。
■3.8L V型8気筒 ツインターボエンジン
・最高出力 650馬力
・最大トルク 69.1kgf·m
■ミッション 7速DCT
■駆動方式 MR
新型650Sはこのパワートレインにより、0-100km/h加速 3.0秒、0-200km/h加速 8.6秒、最高速度 330km/hという驚異的な動力性能を誇ります。0-100km/h加速はMP4-12Cより僅か0.1秒の短縮ですが、その0.1秒のために要するアイデアや労力、苦労は相当なものでしょう。
続いて新型650Sの燃費はどれくらいなのか見てみましょう。
8.7km/L
上記燃費はカタログ掲載燃費でも公式燃費でもありません。マクラーレン社が自主的に発表している数値です。
■実燃費
約5.3km/L
上記燃費は東京都心から東名高速を経由して、箱根の山道を往復した新型650Sの試乗レポートで、計284キロを走行した時の平均実燃費です。
このハイパフォーマンスな新型650Sの気になる価格はいくらなんでしょうか。
メーカー希望小売価格(税込)
3160万円
メーカー希望小売価格(税込)
3400万円
マクラーレン P1の1億円には遠く及ばないですが、それでも我々庶民には手の届く金額ではないですね。新型650Sのスペックも凄いですが、その価格も破格です。
ここからは新型マクラーレン 650Sの印象や特徴、MP4-12Cとの変更点などを比較してみます。
先代モデルのマクラーレン MP4-12C
新型650SとMP4-12Cとの最大の改良点は、そのエクステリアデザインです。リアはMP4-12Cを踏襲したデザインですが、フロントフェイスがマクラーレン P1を意識したデザインになっています。それにより一段とアグレッシブで精悍さが増したスタイリングになっています。
また新型650Sのフロントデザインの変更によって、大量の空気を取り入れることが可能になった結果、車体のダウンフォースが先代モデルより大幅に向上し、高速安定性がさらに増すことになりました。
新型650SではF1並みの品質の曙ブレーキ製カーボンセラミックブレーキが標準装備となっています。このカーボンセラミックブレーキは先代モデルのMP4-12Cではオプションでした。
マクラーレン独自のサスペンション技術のプロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)は、より大きなピストンを組み込んだ大径のダンパーが採用され、減衰力がさらに強化されました。
新型650Sの3.8L V8 ツインターボ改良型M838T型エンジンは、先代モデルに比べて最高出力が600馬力から50馬力アップの650馬力、最大トルクも69.1kg・mとさらにパワーアップしました。 7速DCTもソフト改良で、変速動作が以前より各段に滑らかにになり、一段と快適さを増したようです。
新型650Sはすでに発売されています。新型650Sの発売前後の日程を記載しておきます。
2014年 ジュネーヴ・モーターショーで新型650Sを発表。
2014年4月1日 日本での販売開始。
新型マクラーレン 650Sは、先代MP4-12Cのエンジンやパーツの大部分を踏襲しているにも関わらず、細部にわたる改良・改善が施されたおかげで、そのポテンシャルは大きく強化されました。発売後1年半が経過して、今後は一部改良などのマイナーチェンジも考えられます。新型650Sの今後の飛躍を楽しみにしています。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局