2015/09/01
acoon
三菱RVR歴代では3代目となるモデルの燃費について調べました。RVRのカタログ値燃費やRVRのオーナー情報による実燃費を紹介します。また低燃費走の仕方やライバル車の気になる燃費もご紹介します。購入検討の方は要チェックです!また低燃費走行方法もご紹介!
1991年2月発表。デビュー前の2代目シャリオのシャシーコンポーネンツをショート化し、2列シート、片側スライドドアを装備したSUVテイストのトールワゴン。
三菱・RVR(初代)
エンジン概要 エンジン:4G93(GDI)
排気量:1800cc
発売時期:1997年11月~2003年1月
新車時価格帯:176~258万円
中古車価格RVR 1.8 エクシード 25.9万円
10・15モード燃費 8.8~12.6km/L
三菱 RVR(RVR)G(2014年4月)カタログ・スペック情報
三菱・RVR(3代目)
新車価格 2,589,840円
中古車価格 12.8~238万円
エンジン・燃料系
エンジン型式 4J10
最高出力 139ps(102kW)/6000rpm
最大トルク 17.5kg・m(172N・m)/4200rpm
種類 直列4気筒SOHC16バルブ
総排気量 1798cc
内径×行程 86.0mm×77.4mm
圧縮比 10.7
過給機 なし
燃料供給装置 ECI-MULTI(電子制御燃料噴射)
燃料タンク容量 60リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
三菱・RVR カタログ燃費
環境仕様
JC08モード燃費 16.0km/リットル
ここからは気になる実燃費について調べてみました三菱・RVRの実燃費
三菱・RVR
三菱・RVRの実燃費は、「9.5km/L」
三菱・RVRを実際に購入した方の燃費評価
思ったよりも伸びない燃費。
高速で我慢の100km/h巡航ならカタログ燃費を超える数字を出すが、街乗りエアコン使用、渋滞気味の通勤路だと8~10km/l程度。
もちろんブン回せばこれより下がります。
カタログ値16km/Lに対し、高速14、田舎道13、街乗り11、渋滞路10 といった感じでそこそこ満足しています。メーターパネルの燃費計を気にして走るともっと伸びると思います。
また渋滞路ではアイドリングストップの効果が大きく、エンジンの始動も全く問題ありません。
【燃費】カタログ値16に対して,市街地7-13・郊外14-22・高速11-14で,平均13km/l程度です。60km/h程度の燃費が一番良いと思います。
15年前のカムリ(2.2L・20万km)でカタログ値10.2ながらも市街地8・郊外15・高速12で,12年前のゴルフ4(2.0L・10万km)で市街地10,郊外・高速12といった感じでした。車重は数十kg程度の差ですから,15年前の車より2割程度上がっています。
2011年に購入して、4年で、6万㎞をこえましたが…
最近の燃費は、平均13.55㎞
過去の最高は、16㎞で高速を100㎞で、長距離走行
最低は、10.5㎞夏場で、近距離
カタログでは、15.2㎞なので、まぁまぁだと思います。
GA3Wの実績
この車種の燃費運転のコツ
・ホールドモード固定
ホールドモードだと二速発信&シフトダウンが抑えられるので、この車ではかなり燃費に効きます。
・ロックアップ速度
70km/h前後で2000rpmがODロックアップ状態での最低速度のようです。走り方次第では50km/1500rpmまで粘ります。ホールドモード状態で、出だしで70km/hまで3000rpm程度まで上げて一気に加速し、スピードが乗ったらODロックアップ状態をなるべく維持するようにすれば、さほど難しくなく、10km/L以上を狙えます。
N23WG ATの燃費運転
これまた致命的。カタログ燃費は15.2㎞/Lですが、街乗りで8キロ台行けばいい方。
暫し渋滞にハマった時はなんと7.0㎞/Lを記録。(エアコンも最弱にしてたのに…)
燃費を向上させるエコドライブは、環境にもおサイフにも優しいから、積極的に取り入れていきたいですね。安全運転のテクニックと、エコドライブのポイントをわかりやすくご紹介します。
三菱・RVRの低燃費な運転方法
・ストップ&ゴーの回数を減らす
・早めのシフトチェンジ
・車間距離をとって、早めのブレーキ
・急発進、急ブレーキはしない
などがあります。
また、運転方法以外に、エアコンの使い過ぎにも注意が必要です。
特にパンチがあるエンジンではありませんが、思っていた以上によく走り不満はありません。
街乗りでは1500~2000rpmを維持するようにCVTが変速しながら加速するので、エンジン回転に変化がないまま加速し気が付いたらオーバースピードになっていることがあります。
上り坂ではトルク不足が顔を出しますが、3000rpmあたりからパワーが出てしっかり加速します。しかし4000rpm以上は惰性で回転している感じで伸びは期待できませんね。
峠道では活発で、コーナーを攻めて走ることもできます。しかし車高が高いのでロールが大きくS字コーナーなどの振り返しでは不安定になるので注意が必要です
【エンジン性能】
これが致命的。1.8リッター139馬力はあまりに非力。トルクも細いです。
前車がハイパワーセダンだったためか、出足は原付にもぶっちぎられ悲しくなります。
多少アクセルを踏んだだけではなかなか加速してくれず、急な坂も全然登ってくれません。
エコ運転を意識しすぎた設定になっていると思います。
【総評】
今まで十数台の車に乗り、三菱車も好きで三台乗りましたが、はっきり言ってこの車は最も残念です。
何より運転する楽しさが無い。ストレス解消にドライブに行くのではなく、ストレスになるからドライブに行かない。と考えてしまいます。
総合的に悪い車ではないのですが、時勢に流され魂が込められていない感じがします。
【エクステリア】
好き嫌いは別れると思いますが、最近の三菱のアイデンティティの1つであるジェットファイターグリルは迫力あっていいと思います。また実際の寸法よりも大きく見えるデザインも気に入っています。
【インテリア】
シンプルで使いやすいです。ただ、黒基調のタイプしかないので、購入時にインテリアカラーを選べるようになるともっといいかも。
【エンジン性能】
以前乗っていたのがHONDAのVTECエンジン搭載車なので、パワーやトルクは若干心もとない気もしますが、パドルシフトでそれを補うことは可能です。
【走行性能】
長いホイールベースのおかげか直進安定性は非常にいいです。ただ、加速感がもう少しあった方がいいと思います。燃費向上の為のセッティングなんでしょうが。
【乗り心地】
フロントは申し分ないですが、リアの背もたれの角度が若干きついです。
【燃費】
SUVにしてはいいですが、同クラスの乗用車と比較してしまうとやはり若干悪く感じます。MCで多少よくなったようですが、DOHCからSOHCに代わってフィーリングはどうなったのでしょう?
【価格】
コストパフォーマンスは非常に高く、上級グレードであれば装備も十分満足出来ると思います。
【総評】
初めての三菱車ですが、非常に気に入っています。ただ、名前は欧州と同じASXの方がよかったのではないでしょうか。RVRの名前を引き継ぐにはあまりにもコンセプトが違いすぎるので。
さて、ここまでは三菱・RVRの燃費や評価などを見てきましたが、三菱・RVRのライバル車の燃費はどうなっているのか見てみましょう。
マツダ CX-5(CX5)XD Lパッケージ
JC08モード燃費 18.0km/リットル
スズキSX4 S-CROSS
JC08モード燃費(km/L) 18.2
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カワセミブルーで新登場!Mitsubishi RVR 2010 model.
〈三菱自動車〉RVR NEWS~魅力を徹底取材~
いかがでしたか?
「三菱 RVR」もその他のライバル車も燃費が良いことが分かります。
自動車の購入検討の際には、以上の低燃費車の燃費比較を、検討材料の一つとしてお役立て下さい!
プジョー・4008
4007は、PSA(プジョーシトロエン)と協力関係にある三菱自動車の『アウトランダー』がベースだった。今回発表された4008も、三菱との協力で生まれたモデルで、三菱『ASX』(日本名:『RVR』)がベースとなっている。
シトロエン・C4エアクロス
Cクロッサー(C-Crosser )は、シトロエンが三菱・アウトランダーをベースに共同で開発 したSUV。プジョーにも4007という兄弟車がある。
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